門番 2022-01-22 17:59:35 |
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>52 鴉さん
大丈夫、です。薄々、勘づいてはいましたから。
(手に取ったモップをぎこちなく動かし、埃の積もった床を磨いていく。モップと床板が擦れるきゅっきゅっという音と共に聞こえてきた木の葉の音は、あまりにも寂しく感じられ。薄々感づきながらも目をそらしていた、「もう帰ることは出来ない」という現実を突きつけられた自分の心情を如実に表しているように思えた。手先から温度が消え、代わりに頬を熱いものが伝う。行き場のない感情をぶつけるようにモップを動かすと、徐々に部屋に清潔さが見えていった。しかし己の単純さゆえか、埃のない部屋を見ていると荒れた心が静まっていくように思えた。悲しみや怒りが、徐々に覚悟へと変わっていく。目はまだ赤いものの、声や様子は落ち着きを取り戻していて。モップを固く握りしめたまま、すっと彼を見上げて口を開き)
帰ることが出来ないなら、せめてこの国のことを知りたいです。何でこんなに荒れ果ててしまったのか、元々はどんな国だったのか。
(/少々質問なのですが、主様に展開の萌え萎え要素はございますか?それらによって、こちらのロルも適宜調節したく思います……!背後質問が多くすみません!)
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