刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 電話口から聞こえる声は明るさを携えていて、その巫山戯た言葉全てに嫌悪感が募るものだから、眉間に皺が寄るのも自然な事。「デートなんかじゃ無いし、クリスマスツリーも見ない。今から1時間後に駅前のカフェで待ってるから。」険しい表情のまま、またも要件を伝える事無く淡々とした一方的な約束を取り付け電話を切って。___約束の10分前。連れが後でもう1人来る事を店員に伝えお店の奥の席、扉が見える方向の椅子に腰掛ける。メニューに視線を落とせばそこには“オススメは搾りたてミルクを使ったふんわりパンケーキ”と書かれているのだが、全く以て魅力的に感じないのは今から来る人物のせいか、エバンズの事で頭がいっぱいだからか。ふいに扉に括り付けられている鈴の音が鳴り顔を上げると、そこには鮮やかな金髪を整え皺ひとつ無いスーツを身に付けた相手が店内に入って来た所で、此方に気が付いたのだろう、明るい笑みと共に近付いて来るものだから「__変わってないね、」と、見上げる形で皮肉を一つ )
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