[ 十二支擬人化 ] 謹賀新年

>50　巳

では、わいんの容器が空いたら茶にすることとしよう。ああいや、巳にこれを味わって欲しくてな…腹一杯なら無理せずとも良いが（　相手の選択に委ねようと両方差し出して　）流石巳だ、まさか火も吹けるとは。（　ライターとコルク交互に見て驚きを含んだ声音で勘違いを　）…良い香りだ、頂くとしよう（　2つのグラスに注げば軽く回し、グラスの縁を相手のそれに当てようと　）


>51　未

そうかそうか、酒を飲むばかりが宴では無い。肉に活け造り…好きな物をとると良い。私も皆に振舞おうと握り飯を持って来た（　何処からか持って来た取皿と箸を相手の方へ置けばテーブルに並んだ料理を示し、自らの持ってきた袋から笹の葉に包んだ握り飯も取りだして　）
では未の厚意に甘えるとしよう。…おお、これは興味深い…（　箱から取り皿へと移し慣れない手付きでフォークを切り入れれば、中から溢れるチョコレートに感嘆の声を漏らし、大きめの一口をぱくりと　）──！美味いぞ、未（　ぱああ　）


>52　寅

寅程では無い。くく、昔は片手で抱えられる小虎だったがお前が、これほどの美丈夫に成長するとはな（　皆が揃う場まで共に歩けば、昔を思い出したのか揶揄うような声音で頭を一撫で　）色…と言うよりは遊び回った幼子…いや、私も解れた髪を直す故少し待っていておくれ（　肩を貸した際に乱れた自らの髪の結び目解けば手櫛で梳き　）ちゅーはいにわいん…まあ色々だ。確か午が発泡酒を手土産にしていたから、次はそれでも良いな。寅も飲むか？（　ゆっくりと指折り数え、思いついたように人差し指立て　）