退治人 2021-12-26 02:00:13 |
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ある程度の仕込みまでは終わったのだが、待っててもロナルド君は帰ってこなくて暇だったから、ジョンと一緒に散歩に行っていたのだよ(相手の質問に答えながら料理を作り)
暫く暑かったから今年は降んねぇかと思ってた。
…!唐揚げじゃねーか!!(運ばれる料理を見るなり自身の好物だと分かれば嬉しそうに瞳を輝かせて)
今宵はクリスマスだからな、チキンは必須だろう
そしてロナルド君の好物は唐揚げだからな、ちょうどいいだろう?
存分に食べてくれたまえ(相手の様子を見れば、満足げに言い)
もう既に底が見えているとは…さすがロナルド君だな
よかったらこれも食べてくれ(ペースの速さに驚くも、すぐに切り替え、クリームシチューとスプーンを相手の元へと置いて)
!!(次に現れた温かい湯気を纏うクリームシチューに数秒釘付けになれば、ゴクリと一度唾を飲み込んで今度はスプーンを口に運んで行く。数分後、満足そうに完食しては食器を置いて) …ぷはぁ、腹膨れたぜ。
それならば何よりだ
私の腕が良いというのもあるが、ロナルド君は完食してくれるからな、作りがいがあるな(満足げな様子の相手を見れば、嬉しそうに笑いつつ言い)
な、なあ。…あのさ。クリスマスだろ、だから。(ごそごそと何やら漁ればラッピングされた袋を取り出し、照れくさそうに貴方へ差し出して)
?なにかね?……え、ろ、ロナルド君?!
本当に私がもらってもいいのかね?!(ごそごそとする相手を見ては、不思議そうにするも、取り出された綺麗にラッピングされた箱を受け取り、嬉しさはあるが、もらえるとは思っておらず確認し)
おう、大したモンじゃねえけどな。(驚く相手の様子に頬掻き頷くと中に手袋の入ったその箱に目線落とし、そわそわしながら“開けてみろよ”と。)
そうだな、では開けるとしよう(言いながらラッピングを剥がし、箱を開け、手袋を見れば、嬉しそうに目を輝かせ)
なんと…!いいじゃないか!
礼を言うよ、ロナルド君(早速手袋を着ければ、嬉しそうに笑いながら言い)
おぉ、よかったな、ジョン
私とお揃いだな(嬉しそうなジョンを見ては、自分も嬉しくなり)
はっ…!
大変だロナルド君、私、すっかりプレゼントを用意していなかったよ!(思い出せば自分は何も用意していなかったことを思い出し、真剣な顔で言い)
あ?あー……美味い飯食えたし、良い歳して自分も何か貰おうとは思っちゃいねえけど。今から用意出来るモンで言えばスイーツか、あの…アレ。何だっけ、バナナなんちゃらが食いたい。(特に欲しい物も無いなと思いつつ、相手の料理の腕前にはすっかり胃袋を掴まれており少々考えた後に上記告げ)
バナナのなんちゃら…?
すまない、全然わからん(相手の要望を考えるも、浮かばず、素直に言い)
というかロナルド君、もうすっかり私に胃袋を掴まれているみたいだな(ふっと笑いながら言い)
エッ、かの…彼女…?(予想外の言葉を聞くなりポカンとした顔。コイツが来てからそんなこと考えた事も無かった。ましてや密かに想いを寄せている現状、うっかり口を滑らせてバレる訳にはいかないなんて慌てると脳をフル回転させ) …お前こそ好きな奴が出来たらどうすんだよ。
わ、私かね?!
私は……吸血鬼だからね、人間に恋をしても何も出来ないだろうね、うん!(逆に聞かれると、どうしようと考えたあと、適当な理由を言い)
へえ…… やろうと思えば人間を吸血鬼にする事だって出来るんだろ?あ、でもお前血飲むの苦手なんだっけ。吸血鬼なのに。(煽る様な口調で述べればニヤニヤと口角上げて)
うぐっ…苦手なんじゃなくて、ただ牛乳ばかり飲んでたから胃がびっくりしただけだ!
君だって1ヶ月…いや、一年以上こってりした料理を一切食べてなかったのにいきなり口にしたら食べられないだろう!(煽られれば見事に挑発に乗り)
うーん…一年以上こってりした料理食わなかった事なんて無いから分かんねえ。(手を顎に当てながら問い掛けへの返答を考えるも、分からないものは分からないと開き直って決め顔)
ハァ~~~~~~?吸血鬼の一年に比べて人間の一年は長いんだよ。テメェも何だかんだこってり系の料理作るだろーが、ジョンはホットケーキとか好きだし!(眉間に皺寄せつつ反論)
そう言うなら、今後こってり系の料理は作らなくても私は全然構わないがね!
というかジョンは今関係ないだろう!(こちらも負けじと反論し)
ジョン「ヌー、ヌー」(いつものように喧嘩をする2人を宥めようとしていて)
アッ…… な、なーんちゃって~!大丈夫だよジョン、俺達すっげぇ仲良しだから!!なあドラ公!?(宥めようとする様子に微笑めば相手が死なない程度の力で肩を組み)
君はつくづくジョンにだけは甘いな(変わり身の速さにびっくりして死にかけるも、なんとか堪えれば、呆れたように言い)
仕方ない、今日はジョンの好きなホットケーキを焼こう
ロナルド君も食べるか?(喧嘩の仲裁をしたジョンを撫でつつ言い、どうせならと相手にも聞いて)
…今年もあと少しか、早いもんだな。(椅子に腰掛けつつ、何気無く視線を移したその先にはカレンダー。正月は相手の家族とまた会う事になるんだろうかと想像膨らませ)
前行った時は散々だった… あの人の事だから何も無いって訳にはいかねぇだろうな。(前回の新年会でバニーの格好をさせられた記憶が甦れば遠い目。椅子から立ち上がり相手の元へ歩み寄ると料理中の様子を覗き込んで)
まだ誰かが止められればよかったんだが、誰も止められないからな(少し憂鬱になり、ため息吐き)
どうしたのかね、ロナルド君(相手に料理の様子を見られれば、不思議そうに聞いて)
……え?
あ、あの…ロナルド君?(きっと否定されるだろうと思っていたが、否定も肯定もなく黙り込む相手に、どうしようと困惑してしまい)
…ちょ、ちょっと待ちたまえ
本気で言っているのか?(はっきりと好きだと言われると、ほんの一瞬思考停止するも、すぐに戻り、本気で好きなのかと聞いて)
そ、そうか…ならば私も言わせてもらうぞ(勢い任せになっている相手に少し驚くも、自分も伝えようと思い、1つ咳払いをして)
私もロナルド君が好きだ
付き合ってくれるだろうか(真剣な目で相手を見つめて伝え)
ああ、よろしく頼むよ(嬉しさから微笑んで言い)
あ、ロナルド君、そろそろ手を離してくれないか
でなければ、君の分がなくなるぞ(ホットケーキの方を見つつ言い)
あっ悪い、焦げちまうよな。(咄嗟に手を離しては落ち着いた様子で席へ戻った。しかし心の中では騒がしく、“ドラ公も同じ気持ちだった!!付き合うって恋人になるって事だよな…!?”なんて口元の緩みを抑えられず)
なあジョン、俺達…つ、付き合う事になった。(ホットケーキよりも先程の会話が脳内でループしており、口角上がりっぱなしの顔をジョンに向け)
ジョン「ヌー!」(相手の報告聞けば、嬉しそうに拍手し)
ロナルド君、ジョン、報告をしながらでもいいから、食べてくれないかね?(2人を見ながら言い)
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