万事屋さんと素直ちゃん.〆

万事屋さんと素直ちゃん.〆

鍵  2021-11-12 01:02:10 
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お相手様決定済みです。
素直で懐っこい子だけ入室可能。






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  • No.35 by  安藤雛  2021-11-23 13:03:49 




はい、肝に銘じておきます。……おいしーーい、さすが銀さん行きつけのお店。…でもそっかあ、銀さん、私のこと可愛いって思ってくれてたんですねえ( 視線は合わずとも彼の言葉はしっかりと胸に響き、満ち足りたように顔中を綻ばせながら、あんみつに膨れた相手の横顔に向かって答え。そうして丁寧に両手を合わせ「いただきます」と呟いてから、スプーンに小さく掬ってぱくと一口。瞬間口内に広がった優しい甘味にさらに頬は緩み、幸福そうに味の感想と、先程の話の続きを。でもそれは揶揄うような口振りでは決してなくて、しみじみと嬉しい気持ちがつい口から漏れてしまったといった感じで )


  • No.36 by 坂田銀時  2021-11-23 18:47:18 




ッ…ゴホッ…!穿り返してんじゃねーよ!馬鹿にしてんのかお前!( ようやく彼女の口に甘味が運ばれたのを横目で確認し、口に合ったようで一安心というのが一つ、話題が逸れて良かったというのが一つ。安心して口の中のあんみつをごくりと飲み込むと同時、ものすごい速さで戻ってきた話題に、当然のように誤飲し盛大に咽込んで。さすがにここまで言われると、しかも彼女の性格とその口振りから揶揄っているようには感じられず、それが逆に羞恥心を大いに掻き立てる。咳き込みと羞恥により分かりやすく顔を真っ赤に染め、目を吊り上げ声を荒げるも、その声色と顔色から照れ隠しである事は分かりやすく )



  • No.37 by  安藤雛  2021-11-23 21:48:24 




わ、わ、大丈夫ですか…!…ごめんなさい、でも決してそんなつもりじゃなかったんです…。…また余計なことを言ってしまわないよう、あんみつに集中します( 見ている此方まで苦しくなってしまうような咳に、あわあわおろおろとするばかり。居てもたっても居られず、お水を貰って来ようと腰を浮かせたところで相手の言葉が耳に入り、すとんと大人しく床几台に座り直して。それが照れ隠しであることは相手の様子からすぐに分かったものの、心底申し訳なさそうに項垂れては素直に謝罪の言葉を。かと思えば、すぐにきりりとした表情で顔を上げ、自分に言い聞かせるように宣言をしてから、再び黙々と食べ進め )


  • No.38 by 坂田銀時  2021-11-24 16:52:31 




おう…。……いやー、可愛いなぁ。食べてる所もすげぇ可愛い。( 自分の発言による自爆である事は確かであり、申し訳なさそうな彼女の様子にはそれ以上責める事が出来ずぐ、と唇を噛み。それまでにがっつき過ぎたために彼女が集中し始める頃には既に手の中の器には何も入っておらず、彼女が食べ終えるまで完全に手持無沙汰。少し落ち着き、余裕と暇が出てきてしまうと、次に出てくるのはほんの少しの悪戯心。今だ高鳴る心臓を抑えつつ一度伝えたのであれば二度も三度も変わらないだろうと自己暗示、黙々と食べる彼女の横顔をじぃと眺め完璧な平静を装いながら、まるでひとりごとのようにしみじみと )



  • No.39 by  安藤雛  2021-11-24 22:45:25 




……。…そんなふうに、しみじみと言われたら、照れちゃうじゃないですか…( スプーンに乗せた最後の一口を名残惜しそうに見つめていたところに、まるで不意打ちのように耳に飛び込んで来た彼の言葉。恐らく誰の目にも明らかな程真っ赤になっているだろう顔をどうにか隠したくて、一言も発しないまま、と言うより発せないまま、ぎこちない動きで相手に背を向けるように座り直し。視界に彼が完全に入らなくなったところでやっと、戸惑ったような、でも確実に嬉しさも混じったような声音でぽつりと呟くと、スプーンを口に含み、またも無言でもぐもぐと )


  • No.40 by 坂田銀時  2021-11-25 00:13:36 




……そういう行動が、可愛いっつってんだけど。( 視界に入るのは今まで見た事のないくらいに真っ赤になった彼女の表情で、思わずぴしりと凍り付いたように。しかし何も言わない彼女、しかも背を向けられてしまえば、もしやあの赤みは怒りのせいだったのだろうか、なんて考えすら。恐る恐る腕を伸ばし彼女の肩を叩こうとするも、直前に彼女の声が耳に入れば、やっぱり照れていただけか、なんて安堵すると同時に、こちらもつられてボボと赤みが戻ってきて。しかしここまできて、今まで全く進展のない彼女との関係に、赤面姿まで見れた今この状況で冗談だ、なんて逃げるような事をする気にはなれず、彼女の後ろ姿にぽつり )

おーい、勘定!
( 彼女の反応を見る程の余裕はなく、言い逃げするかのように勢いよく立ち上がれば店の中を覗き込んで店員へ声を。そのまま店員が来るまでの間、財布を探すような仕草をしながら片手で顔を仰ぎ、赤みをおさえようと )



  • No.41 by  安藤雛  2021-11-25 13:43:39 




……分かった、銀さん今日お疲れ気味なんですね、だから私にこんなに甘いんだ。あ、それとももしかして熱があるとか!お顔も赤いし、暑そうだし…!( 相手の呟きを聞いて、思わずぱっと振り返った時には既に、彼はもう立ち上がり店内へと体を向けているところ。同じく席を立ち、相手のすぐ後ろから見上げ声を掛けるも、今まで黙っていた反動で言葉が次から次へと溢れてきて、息を継ぐのも忘れたような勢いで。しかし此方にやって来る店員の姿が目に入ると、漸くふと我に返り、微かに俯いては静かに押し黙り )


  • No.42 by 坂田銀時  2021-11-25 23:29:17 




今日は特別熱ぃのかもな。残暑残暑。んで、次行きたいとことかあるか?( あまりにも意識をされていない反応、分かってはいたが喜ばしい事ではなく。後ろからの彼女の声には聞こえぬふり、明らかに聞こえる距離と声量ではあるが極めて聞こえていないフリ、財布を持たぬ方の手の小指で耳をほじりながらそれを現わして反応は返さずに。会計を終え、ようやく赤みの引いた顔を彼女に向け、俯く彼女に最後の言葉だけには軽く返しながら緩く歩を進めて前へ出て )



  • No.43 by  安藤雛  2021-11-26 16:10:20 




あんみつ、ごちそうさまでした。すごく美味しかったです。…行きたい所…、お夕飯の買い物、とか…?でもそれは後で私一人で行くとして…、公園かどこかで食休みでもしますか?( 「残暑だなんて、もう冬がすぐそこまで来てるじゃないですか」という至極真っ当な返事を飲み込んで、会計を済ませてくれた彼に向かってまずはお礼の言葉を。それから投げ掛けられた問いについてじっと考えを巡らせて。最初はぽつぽつとほとんど独り言のように呟いていたものの、良い案が浮かべば、やや前方にいる彼を見上げて尋ね )


  • No.44 by 坂田銀時  2021-11-26 18:38:17 




次もっとうまいとこ期待してるわ。んじゃその辺でちょっと休んで、その後買い物行くか。( お礼に対しては片手ひらひらと振りつつ軽い口調で冗談ぽく。その後の提案にはこくりと頷き、近くの公園を目指して歩を進めようと。間食後という事もあり、更に彼女の歩調も考慮して大股でゆったりと、後ろにいる彼女が隣に並ぶのを期待しつつ。彼女は独り言として終わらせていそうだが、此方としては彼女との貴重な二人の時間を縮めるつもりなど毛頭無く、財布の中を確かめながら )



  • No.45 by  安藤雛  2021-11-26 20:26:08 




はい、任せてください。きっと銀さんのお口に合うお店でご馳走しますから。…買い物は、大丈夫ですよ…!お野菜とかを買うだけだから、銀さんには退屈でしょうし、それに、お金は自分で払いますし…!( また一緒に今日のような時間が過ごせると思うと、自然と顔そして声音にまで笑顔が広がって。思っていたよりしっかりとお腹は満たされ、それに加えて考え事をしていた為に、此方の歩みは大分ゆっくりになっていた筈なのに、相手との距離が大して開いていないことにふと気が付き。「あ、銀さん、合わせてくれてるんだ」とはっとしたその時、買い物にも付き合ってくれると窺える相手の言葉と、お財布を覗くその姿を見れば、大慌てで隣に並んで )


  • No.46 by 坂田銀時  2021-11-28 16:53:00 




あー、いや、俺も買いたい物あるから。家に食い物何も無くてよ、このまま帰ると俺が神楽に食われる。( 彼女の笑顔、そして甘味屋で働く彼女の提案に期待を高めてはふと笑み零し。隣に並ぶ彼女の慌てる様子が愛らしく思わず笑み深めつつ、その言葉にはがしがしと後頭部をかきながら考えるような声。なんとか理由を絞り出し、視線を遠くへ向けはあぁとわざとらしい大きなため息と共に冗談を )



  • No.47 by  安藤雛  2021-11-28 23:07:24 




わ、それは大変。そういうことなら、はい、ぜひ。…お買い物まで銀さんと一緒に行けるなんて嬉しいです…、あ、あそこで少しで休憩しましょうか( 食べられるだなんて冗談だとは分かっていても、でも二人のそんな場面が目の前にありありと想像出来るようで。「大変」なんて言いつつ、その微笑ましさについ、ふふと表情は柔らかく崩れ。視線を相手の顔から進行方向へと移し、その柔らかな笑みを浮かべたまま素直に喜びを口にしているところで、前方に丁度良いベンチを見つると、そのことを知らせるべく、ほとんど無意識に相手の腕に微かに触れながら、もう片方の手でそちらを指差して )


  • No.48 by 坂田銀時  2021-11-29 19:23:50 




そうすっか。……よし、大丈夫そうだな。( 此方の冗談に笑う彼女を見て表情綻ばせたり、その後の発言には小さくマジ?なんて言葉と共に真顔になったりと勝手に翻弄されながら。しかし此方だけが嬉しい彼女の何気ない発言はいつもの事で、それ以上の動揺を見せぬように続く言葉を飲み込むも、直後彼女に触れられている感触には思わず再び緩む頬。こくりと頷きベンチまで歩きながら、さりげなく周囲を見回し知り合いがいないかの確認を。とりあえず視界に映る範囲では安全と判断すればベンチに腰掛けながら小さな声でぽつり )



  • No.49 by  安藤雛  2021-11-30 00:15:29 




ここ、変な人とかよく出るんでしたっけ…?( 此方の提案に対する反応を確かめる為ちらりと相手を見上げると、心なしかその表情が綻んでいるように見えて、ついきょとんと目を奪われ。しかし何やら周囲を警戒しているような相手の素振りに気が付くと、それがまさか知り合いの有無の確認だとは思い至らず、不審者とかそう言う類のものを想像して背中に一瞬ひやりと冷たいものを感じ。この辺りの治安が特別悪いイメージは無かったけれど、彼の呟きによって疑いはほぼ確信に変わり、盛大な勘違いを。いつも隣に座る時よりも5センチ強ほど相手に近い所に腰を下ろしては、声に少しだけ怯えを滲ませながら周囲の様子を窺って )


  • No.50 by 坂田銀時  2021-11-30 16:23:17 




……あぁ、ここはちょっとアレでな。よく出るんだよ、女をつけ狙う露出狂の変態ストーカーゴリラとか、サボりすぎで上司に殺された悪霊とか、マヨネーズを求めて彷徨う人斬りとか、マダオとか…( 彼女の言葉に一瞬訝し気に眉を寄せるも、普段よりも近い距離、彼女の声色とその言葉の内容に大体を察すれば、すぐにきりりと真剣な表情を作り神妙な面持ちでこくりと頷いて。これは好機とばかりに此方からもすすすと距離を詰め、ほぼ触れそうで触れない距離まで。ぼそり、ぼそりと恐怖感を煽るような小さな声で語りながらもその全ては過度に脚色された嘘ではあるが、まぁ彼らに対する己の認識は悪霊と同等、全てが嘘ではないだろうと悪びれもせず。すらすらと出てくる言葉と共に、その視線はまるでそれらを探しているかのように辺りをきょろきょろと )




  • No.51 by  安藤雛  2021-11-30 22:42:19 




…長谷川さんは変な人じゃないとして…、銀さん、やっぱりもうお買い物に行きましょう、私何だか怖いです、ここ( さらに近くなった距離にたじろぐでもなく、逆に微かに身を寄せぐっと口元を引き締めると、緊張の面持ちで相手を凝視しながら、語られる言葉に耳を傾けて。例えばこれが先程の甘味店での会話であれば「それってもしかして」と容易にそれぞれの名前を挙げることが出来たかもしれないけれど、彼の恐ろしげな口調を前に、辺りを吹くざわざわとした風の音さえ不気味に感じられる今、どうにもそれは難しく。じわりじわりと不安が募る中、首を左右に周囲を窺う相手の注意をどうにか此方に引こうと、彼の着物の袖をきゅうと控えめに掴んでは、青ざめた顔でこの場からの移動を訴えて )


  • No.52 by 坂田銀時  2021-12-01 13:43:05 




ンンッ…そうだな、ここは少し危険かもしれん。…怖いなら、手、繋いでやろうか?( 徐々に縮まっていく距離と可愛らしい彼女の反応に口元が緩んでいくのが抑えられず、片手でそっと口元を隠しながら目元だけは真剣に。袖を引かれる感覚に視線だけを落として見れば、まぁ予想通りというべきか彼女の小さな手、込み上げる感情を咳払いで払拭し口元を覆う手で諸々抑え込むように。彼女の顔色に悪戯心がほんの少し収まり、此方としても某悪霊達とエンカウントする可能性のある場に留まりたいわけでも無し。同意の言葉と共にこくりと頷き立ち上がり、冗談半分、期待半分で片手差し出しながら口元のにやけは消しきれておらず )



  • No.53 by  安藤雛  2021-12-01 21:43:13 




はい、お願いしますっ…。…銀さんは怖くないんですか?お化けに、人斬りですよ…( たった今聞いた物騒な噂話によって、口元を隠す相手の仕草の意味を深く考える余裕も無いくらいに動揺しているところへ差し伸べられた、救いの手。既に一度手を繋いで歩いたということもあり、何の迷いも無くその精悍な手を取りベンチから立つと、相手の優しさに心からの感謝の意を示すように、握る手にぎゅううと力を込めて。そうしてただ純粋に安心感を求める一心で、ぴたりと体を彼に寄せ歩き出せば、警戒するように視線はじっと前方に固定したまま、ふと浮かんだ疑問を口にして )


  • No.54 by 坂田銀時  2021-12-03 14:53:43 




男ってのはな、守るもんがありゃ強くなれるもんなんだよ。そういうもんなの。…んで?買い出しはいつも何処使ってんだ?アレか?( 想像以上の即決、そして強く強く握られた小さな手の感触に心の中でガッツポーズ、その喜びにより僅かに握り返す手にも力がこもる。心臓は歓喜によって高鳴っているが、彼女にそういう意図がないせいか既に恥ずかしい事を経てきたためか、もうそこまでの気恥ずかしさも無く堂々と。やけに近い彼女との距離に、彼女が此方へ意識を向けていないのを良い事に存分に緩んだ顔を晒しつつ、声色だけは一定して低く格好つけてに穏やかに。この状態を惜しみ通常よりゆっくりと歩を進めつつ、進行方向に悩めば目線先のスーパーを指さしながら )



  • No.55 by  安藤雛  2021-12-03 22:37:39 




銀さん頼もしいです、かっこいいです…!…あ、はい、あのお店、よく行きます。ここまで来ればもう安心ですね( 応えるように握り返してくれた温かな手と、落ち着いた声音で語られた心強い言葉によって、胸の中心に居座っていた恐怖心はいとも簡単に吹き払われ。感動に弾んだ声を出し、絶対的な信頼をたたえた眼差しで相手を見上げるも、彼の表情をよくよく見る間も無く、視線は指差された方に向けられそこには見慣れたスーパーが。こくんと一度頷いたところで辺りの人通りが増えていることに気が付いて、細く安堵の息を吐きながら寄せていた体をふわりと離し )


  • No.56 by 坂田銀時  2021-12-05 16:54:49 




だろ?銀さんはかっこいいんだよ覚えとけ。…あー、そうだな、安心だな。んじゃさっさと買って帰ろうぜ。( 彼女に可愛い連呼していた手前、そこまで動揺した様子を見せるわけにはいかないという意地。ほんのりと耳に赤みを持たせながらも態度は堂々と、自信満々にびしりと彼女に指をさしながら。彼女の温もりが離れていく事に不満はあるが男からくっつく理由も見つけられず、口を僅かに尖らせるだけに留めておき。段々日が傾いてきたせいか、季節の風のせいか、彼女が離れたせいか。身に沁みる寒さにぶるりと小さく体を震わせながらスーパーへと )



  • No.57 by  安藤雛  2021-12-05 21:41:18 




そうですね、暗くならないうちに帰りましょう。さ、お店の中は暖かいですよ( 彼の堂々とした表情と仕草に、ついくすすと笑みを零しつつ「はい、しっかり覚えておきます」と返答を。短い返しではあったけれど、その言葉が100パーセントの本音であると十分に伝えられるくらいに、にっこりと。暫く歩いていると、隣で彼が寒そうに身を震わせたので、心配そうに視線を上げて。よくよく見ると耳までが微かに赤くなっていて、風邪でも引いたら大変と慌てかけるも、幸い店の入り口はすぐ目の前で。彼の耳が赤い理由は寒さにあると信じたまま、繋いでいた手を離し相手の背後に回っては、その背中をそっと押すようにして店内に入って )


  • No.58 by 坂田銀時  2021-12-24 00:47:40 




おー、あったけぇ。うちより暖かいわここ。んで?まず何処行く感じ?( 身体だけでなく手すら離されてしまえばまた少し不満気な表情をするも、彼女が後ろに回った事でその顔を見せる事も無く。ただ背中を押される感覚には彼女のその行動に愛らしさを感じて簡単に表情を緩めながら、店内の暖気にほぅと一息。彼女との時間を伸ばしたい為に理由を作ったが、そもそも今の冷蔵庫の中身すら曖昧で。とりあえず彼女へついて歩こうかと、彼女の横に並ぶべく体を引きながら問いかけを )


 

  • No.59 by  安藤雛  2021-12-25 09:05:58 




お野菜の所を見てもいいですか?トマトと苺が買いたくて( 目の前の背中が、店内の暖かさによって緩んだことを掌で敏感に感じつつ、同じく寒さに強張っていた自分の体からも余計な力が抜けてゆき。彼の体が離れ、すぐ傍に買い物カゴが積まれているのを見つけると、それを手に取りながら背中で問いかけを受けて。左の肘の内側に買い物カゴをかけ、くるりと相手へと向き直れば、懐っこい笑顔で見上げて返答を )


  • No.60 by 坂田銀時  2021-12-28 17:03:56 




はーい、ついて行きまーす( 最近の飯の買い出しはほぼ新八に任せてしまっていたせいで、スーパーにくる事すら久しくつい辺りを見渡して。カゴを持ち笑いかける彼女に言葉を返し、言葉通り彼女の横について野菜コーナーを探して視線彷徨わせ。こうしていると夫婦に見えるだろうか、など考え1人満足感に包まれつつ、邪魔にならぬようにと彼女に寄り添いながら )



  • No.61 by  安藤雛  2021-12-29 15:09:44 




……こうやって一緒にお買い物をして、何だか、新婚さんごっこをしているみたいですね( 野菜の鮮度や美味しさの見極めに、特別詳しいわけではないけれど、手に取った青果の色や香りを楽しむように目を細めては、これと決めた物をカゴに入れ。「お待たせしました」、そう言う為、横に立つ相手を見上げると、思っていたよりもずっと近くで彼が見守っていてくれたことに気が付いて。その距離感に、相手の心の内と同じようなことを思うと、それをどう言葉にしようかと相手の顔をじっと見つめたまま考えること数秒。ぴったりの言葉が頭に浮かべば、ふわふわと柔らかに笑いかけて )


  • No.62 by 坂田銀時  2021-12-29 17:51:39 




は、………ほんとの新婚さんになろう( 己に違いは分からないが、きっと彼女にしか分からない何かを見て選んでいる彼女をぼんやりと見つめていれば、ふいにかち合った視線にどうかしたのかと。が、直後の笑みと言葉には雷に打たれたかのような衝撃。同じ気持ちだった事への喜びもある、がそれ以上に愛らしい笑顔でそれを伝えられた事実に頭より先に体が動いてしまえば制御もままならず。カゴを持つ彼女の手を両手で包み込めば、きりりと最大限引き締めた表情で唐突に口からぽろり。こんな場所で本気のプロポーズをするつもりなどなく冗談半分ではあるが、既に彼女への想いが先行しており )



  • No.63 by  安藤雛  2021-12-30 16:13:00 




……坂田雛です、なんて、えへへ( 普段、目と眉の間が人より少うし離れ気味の彼。それでもきちんと男前な顔立ちなのに、こうきりっと見つめられ、しかも手まで握られたらドキドキしない女子なんていない筈。自身も例に漏れず、下がり眉の表情でぽわっと頬を赤くするも、冗談にはしっかり乗るつもり。存分に照れ混じりではあるものの、周りの目などは気にせずちょっとあざとく小首を傾げ、相手の姓を借りて名乗ってみて )


  • No.64 by 坂田銀時  2021-12-30 19:26:27 




ぐっ……!!し、幸せにします…( 分かりやすく照れた彼女の表情、淡く色付いた頬に、その仕草。言葉も可愛ければその言い方から何から全て愛らしく、思わず彼女の手を離し自身の左胸をぎゅうと抑えて苦し気な表情。最後までかっこつけていたかったのに、彼女の可愛らしさの方がずっと上だったと少しの悔しさ、そしてそれをはるかに上回る満足感と多幸感。何度か浅い息をし整えた後「ちなみにその姓凄く似合ってますが、本採用はいかがでしょうか」と冗談交じりの口調、瞳だけはギラギラと問いかけを )



  • No.65 by  安藤雛  2021-12-31 18:38:02 




でも銀さんは……、いえ、あの、ほらこの人参美味しそうですよ( 冗談を言い合う流れで出た言葉でも、幸せにすると言われれば嬉しいし、胸を押さえ呼吸まで荒くしている相手の迫真のお芝居は拍手を贈りたいくらい上手だしで、屈託なく楽しげにくすくすと笑っていて。けれど、彼が最後に言葉を付け足した時の目力の強さに微かな本気の色を見て取ると、少し驚いたように眼を丸くし、ついさっちゃんや月詠さんの名前を出しそうになって。「二人のうちのどちらかを好きなんでしょう?」なんて、そこまで踏み込んだことを話題にするのは相手に失礼だと慌てて口を噤んでから、近くにあった野菜を手に取りあわあわと話題を変えて )


  • No.66 by 坂田銀時  2022-01-01 21:05:41 




あー、銀さんはあっちのが好みだけどな。ちゃんと肉食って肉つけなさい( 彼女が何かを言いかけたのも、分かりやすく話題を変えたのも胸に引っ掛かるが、話の内容が無いようなだけに拒否の言葉でも出されたらたまったもんじゃないと言葉を飲み込んで。性急すぎたかという僅かな焦り、彼女の様子を見ても周りの状況を見ても今追及するには場が悪く、慌てる彼女に調子を合わせるように間延びした声を。そのままやや遠くにある肉売り場を指し、いつものように演技染みた声色で。物理的にも近付き過ぎたかと肉売り場に向けて進むように一歩彼女から距離をとり )



  • No.67 by  安藤雛  2022-01-02 16:31:47 




私もお肉、好きですよ。最近食べる機会が何回かあって、それでちょっと太りましたし( 相手の胸の内などつゆ知らず、上手く話題を変えられたと、手に持った人参を元の場所に戻しつつそっと小さく安堵の息を吐き。それから視線を相手へ移すと、彼が傍から離れていることに気が付いて。後を追い、いつでも彼の服の袖を掴めるくらいの距離まで近付けば、再び埋まった距離感にほっと一安心。何だかここひと月で肥えたような気がする頬を片手でおさえながら、穏やかな口調でゆるゆると言葉を続けて )


  • No.68 by 坂田銀時  2022-01-03 23:24:28 





えっ…どのへんが?神楽もそうだけど、今時の子って体型分かんないもんだよなぁ…( 並べられている肉を見てじゅるりと涎を溜めつつ、気付けば再び隣にいる彼女に僅かに安心したように肩の力を抜いて。とりあえず避けられるような事は無さそうだと、普段通りの彼女の様子に安心しつつ、肉から彼女の体へと視線移せば考え込むように顎に手を添えながらしみじみと。自身から見た彼女はまだまだ華奢であり、もしかしたら着物の下の見えない所に増えているのだろうかと想像すれば、少し邪な感情も視線に乗せながら )



  • No.69 by  安藤雛  2022-01-04 21:16:54 




今時の子って、言い方が何だかおじさんみたいです……銀さん?( 彼だって二十代、十分今時の若者なのに、妙にしみじみとした調子で言うものだから、ついくすすと笑い声を漏らし。頬に置いていた手を口元に持って行き、可笑しそうに、けれど彼を揶揄うような気配は微塵も無いトーンで素直な感想を。言い終えたところでちらりと相手を見上げると、そこには彼の複雑そうな表情があり、もしかして売場の冷気に再び身体が冷えてしまったのだろうかと推察し。それがまさか此方の着物の内に考えを巡らせている面持ちだとは1ミリも思っていない、真っ直ぐな眼で心配そうに相手の顔を覗き込んで )


  • No.70 by 坂田銀時  2022-01-05 18:14:32 




──えっ?あ、あぁ~、そろそろ行くか、次行くぞ次。何買う?焼酎?( 真剣に彼女の体、着物を見つめて脳内に邪な想像を巡らせるのに集中すれば彼女の声は届かずに。しかし視界に彼女の顔が映り込み、視線の先が彼女の目とかち合えばはっと我に返ったように顔を上げて抜けた声を。心配そうな視線、何処までも純粋なその綺麗な目に見つめられれば先程までの思考への罪悪感が積もっていくというもの、その視線と罪悪感から逃れるようにてきとうに目に入った酒売り場を指さして冷や汗流しつつ )



  • No.71 by  安藤雛  2022-01-06 11:08:37 




焼酎は私には大人の味過ぎて…。飲むならこういう甘いお酒が好きです( どこか慌てた様子の相手を不思議そうに見上げていたものの、彼が指をさした方向が気になれば、ふいとそちらに顔を向け。柔らかな口調で焼酎の可能性にやんわりと首を横に振るも、視線の先、陳列された色とりどりの缶に興味を惹かれ吸い寄せられるようにそちらへ歩き出し。商品の前まで来ると、桃サワーや林檎サワーなどほとんどジュースに等しいような物ばかりをひとつひとつ指差しながらにっこりと相手へ笑いかけ )


  • No.72 by 坂田銀時  2022-01-06 23:54:31 




あぁ~、っぽい。ぽいわー、凄くぽい。…いや、あんま飲んでるとこ見た事ねーな。つか一緒に飲んだ事あったっけ( 自身の汚い感情を悟られていないようで良かったと、彼女のなんともない様子から一安心。彼女が指さす品はどれもこれも可愛らしい、まさしく若い女性が好むような甘い物ばかりで解釈一致ですとばかりにこくこくと頷いて。その中の一つを手に取り可愛らしいそれを眺めつつ、ふと酔っぱらった彼女の姿を脳裏に浮かべようとするもそれはただの妄想であり、もしや実際見た事がないのでは、と。酒の席で浮かれて此方の記憶が飛んでいる可能性もあるが、そのまま口に出せば確認のように彼女を見て )



  • No.73 by  安藤雛  2022-01-07 15:28:36 




いえ、まだ無い、ですよね。そうだ、よかったら今度一緒に飲みに行きませんか?普段銀さんがどんなお酒の飲み方をしてるのか、私すごく気になってたんです( 頷く相手に、何故かちょっぴり恥ずかしそうにはにかんでから、彼が手に取った商品を一緒になって覗き込んで。「わ、これも美味しそう」と胸の内にてぽつんと呟いたタイミングで頭上から問いかけが降ってくれば、数秒記憶を辿った後に相手を見上げ、緩く首を横に振りつつその答えを。と同時に、これまでに何回か見かけたことのある、彼が二日酔いに苦しむ姿が目に浮かび、ぱっと思い付いたように両眉を上げては、懐っこい笑顔を向けてお誘いしてみて )


  • No.74 by 坂田銀時  2022-01-08 10:41:55 




えっ。あ、あぁ~、飲みね、飲み……ちなみに行きたいメンバーとか、ある?( 彼女の返答に、酔って忘れてしまったわけではないようだと一安心。息をついたのも束の間、次の瞬間には彼女からのお誘いの言葉にどきりと心臓を鳴らし、頭の中に浮かぶのは先程までの妄想、酔いで赤くなった彼女の姿。目の前の彼女の純粋な笑顔に必死に邪念を消しながらなるべく自然な笑顔を作りつつ、少しの空白。彼女と飲みに行くのは願っても無い事だが、彼女の酔い姿を他の男に見せてなるものかと、いつもの騒がしい面々を思い浮かべながら問いかけ )



  • No.75 by  安藤雛  2022-01-08 16:11:02 




銀さんと2人で、って思ったんですけど、そうですね、確かに神楽ちゃんに新八くん、お妙さんもいたらきっともっと楽しいですもんね( 2人だけでと考えていたものだから、彼からの問いについきょとんと瞳を丸くしたものの、すぐにその目を少し下に伏せ、顎に軽く片手を添えながら思考を巡らせて。そのまま思い浮かんだことをゆっくりと言葉にしていくうちに、彼が心から大切に思っている人達に囲まれて楽しそうにお酒を飲んでいる姿が想像されて、その賑やかな光景に心はぽかぽかと暖かくなってゆき。彼の頭の中が此方の酔った時のことでいっぱいになっているとはやっぱり気が付けないまま、再びほんわかとした表情で相手を見て )


  • No.76 by 坂田銀時  2022-01-09 19:10:52 




そ、そうだな!酒の席は楽しい方が良いし、……まぁ、最初は2人だけ、とかでも、全然、良いと思うけどね?( よ、余計な事を言わなければ良かった──!彼女の発言による第一声をぐっと飲みこみ、余計な事を言わぬようにと更に両の拳へと力を込め。自分の失言にぎゅうと唇を噛むも、彼女が挙げた名前にゴリラやオタクはいても野郎共はいなかった事に果てしない安心感。きっと自分と関わりが深い人物を挙げただけだとは思うが、それはそれとしても彼女から酒の席に男を誘うような言葉が出なくて良かった、と分かりやすく肩の力を抜き。緊張と緩和、少し疲れたような抜けた笑顔を浮かべつつ。ほんの少しの希望にてちらちらと彼女の様子を窺いながらも最初に言い出した手前、今更やっぱり2人で、なんて誘う事も難しく、誘うというよりは軽い提案、くらいに留めながら )



  • No.77 by  安藤雛  2022-01-10 17:12:08 




本当ですか?それならぜひ、2人で行きましょ。今日は銀さんと色々約束ができて嬉しいです。また甘味を食べに行くのと、お酒を飲むのと( 大人数でのわいわいと賑やかな宴会も勿論絶対楽しいけれど、内心密かに兄のように慕っている彼と一対一でお酒を飲めるのはすごく嬉しいし、何よりも、先程の返答の初めにぽつりと何気なく呟いた此方の言葉を取り零すことなく掬ってくれたことも嬉しくて。その嬉しさが渋滞を起こした結果、辺りにほわほわと無数の花を散らさんばかりに表情を綻ばせては、にっこりと提案に同意して。そのままふいと視線を自身の手元に落とせば、弾む声音で思い返しながら、ひとつ、ふたつと指を折ってみて )


  • No.78 by 坂田銀時  2022-01-11 01:12:38 




だな!うん、まず最初は2人でこうゆっくりと……そう、だな。んじゃ今日はもう遅いし、次に備えてとっとと帰るか。あと何買うんだ?( 彼女の言葉には、彼女にバレないようにと腰より下で拳を握り小さなガッツポーズを。裏表の無いような反応、愛らしい表情とその仕草に、彼女も此方と同じ気持ちでいてくれているのだろうか、なんてほんの少し期待すればつられるように頬を緩ませて彼女の指を目で追いつつ。ふと硝子窓の向こう、空が大分暗くなっているのが目に入れば、彼女の持つ買い物かごを覗きながら問いかけて )



  • No.79 by  安藤雛  2022-01-11 16:57:50 




わ、いつの間にか、もうあんなに暗くなってたんですね。もう買う物は無いので、私、お会計してきます( 彼の視線を追って自身も同様に、外はもうすっかり日が暮れてしまっていることに気が付くと、その想定外の空の色の濃さに驚きの声を漏らし。時間を忘れるくらいに楽しかったというのは、きっとこういうことなのだろう。けれどただの買い物にこんなに長く付き合わせてしまった罪悪感もあって、慌てた口調で精算の旨を伝えれば、ぱっとその場を離れレジに並び。会計と袋詰めを済ませ、お店の出入り口で待つ彼に「お待たせしました」と声を掛けては言葉を続け )今日はとっても楽しかったです、本当にありがとうございました。約束の日程はまた今度合わせましょ。気を付けて帰ってくださいね


 *向こうに書き込みしました*


  • No.80 by 坂田銀時  2022-01-12 02:28:09 




気を付けてってこっちのセリフだろ。まっすぐ帰れよ、そんじゃ。( 此方の言うべき台詞を彼女にとられてしまえば思わずふはと笑いながら。日が落ちたせいか室内にいたせいか、先程よりも身に沁みる寒さに小さく震えながら長く留めるべきではない、と一緒にいたい気持ちを振り切り別れの言葉を。最後に小さく笑みを向け、ちらと彼女の背中を振り向き確認すれば此方も帰路へ )


・・・・・


寒ぃよォ…帰りてぇよォ…( 昨夜から急に気温が落ちたのか、非常に冬らしい景色となっていた今日。年相応にはしゃぐ神楽に強請られせがまれ新八と共に綺麗な銀景色が広がる公園へと連れてこられたは良い物の、想像以上の冷気とはしゃぎまわる子供たちのテンションについていけずにマフラーへ顔を埋めながらベンチへ座り。公園の中心に出来ていくネオアーム…を眺めながら、口から出てくるのは弱音ばかりで )



  • No.81 by  安藤雛  2022-01-12 17:29:39 




銀さん、こんにちは。あの…、ねおあーむすとろんぐ何とかって、何ですか?( 積もった雪がきらきらと目に眩しい中、バイト先の茶屋で大量に貰った蜜柑をお裾分けしようと万事屋を目指し歩いていると、通りに面した公園から雪にはしゃぐ聞き慣れた声を耳にして。顔をそちらに向け3人の姿をみとめると同時に、神楽ちゃん新八君と視線が合い、にっこりと笑顔を浮かべては片手を上げて手を振って。会話ができる距離まで歩みを進めながら、皆で雪遊びなんて本当に仲が良いなあと内心ほのぼのしたのも束の間、園内中央のよく分からないけれど完成度の高い雪像が目に留まれば、ぎょっと息を呑んで。かぶき町で生活している身には、それが明らかに青少年の精神衛生上あまりよろしくない形をしていることは一目瞭然。手前にいた2人と暫く言葉を交わした後、両腕で蜜柑の入った風呂敷を大事に抱え足元に注意しながらゆっくりと、雪と同じ銀色の髪をした彼の元へと向かっては、挨拶もそこそこに恥ずかしそうに眉を歪めながら疑問を投げ掛け )


  • No.82 by 坂田銀時  2022-01-13 23:59:06 




え"ッ……どうしても知りたいってんなら、銀さんが特別にあったかい部屋で教えてやっヘブァ!?( 寒さ故にマフラーに顔を埋め眉を寄せ、身体を震わせながら耐えていると耳に入る声がいつの間にか増えており。また別のガキが来たか、どうかそのまま神楽の相手をしてやってくれ。そんな事を思いながらもちらと顔をあげて声の方を見ればそこにいたのは見知った彼女で、いつの間にと驚きでぴしりと固まって。そのまま彼女が此方へ向かい話かけてくれば、なんともないようにゆっくりと姿勢を正しながらも、そのまま彼女の次の言葉に再び固まりながら。しかし恥ずかしそうな彼女を見ればもしや分かってて聞いてるのか?と。その仕草にまでぐっとくれば立ち上がり、キリリといつかのように表情を作り彼女の手を取ろうとするも、故意か偶然か此方に飛んできた雪玉に顔面を殴られそのまま無様に蹲り。耳に入ってくる2人の笑い声に青筋たてて地面の雪を握りながら )



  • No.83 by  安藤雛  2022-01-14 16:15:08 




!! 大丈夫ですか!銀さん、怪我は…( 立ち上がった彼を依然下がり眉で見上げていた時、突然目の前で白い何かがきらきらと勢い良く弾け。次の瞬間、彼の姿が視界から消え、あまりに突然の出来事に目を見開いたままただただ呆然と立ち尽くし。けれどすぐに状況を理解すると雪の上、彼のすぐ側に両膝をつき、雪像を目にした時より十数倍慌てた様子で声を掛け。返答を待つ間、自宅からここまで歩いて来たおかげでぽかぽかと熱を帯びている手で、沸々と怒りを滲ませている彼の髪の毛や頬に付いている雪をそっと払いながら、その顔に傷などが無いかを確認しつつ心配そうに覗き込んで )


  • No.84 by 坂田銀時  2022-01-26 00:32:12 




あんのクソガキッ……銀さんは大丈夫、強い男の子だから。でもちょっと心が痛いから先に帰ろう( 地面の雪を大きな拳で固く握り、けらけらと此方を笑っている奴らへ復讐を、と思った矢先。蹲った隣にかかる影と優しい手付きで其方へと顔を向けると、雪景色のせいもあるのだろうか、それとも自身への心配のせいか、普段より数倍増しできらきらと輝くような彼女がそこにおり。これがゲレンデ効果、いや惚れた弱み。思わず握りしめた雪をぼろりと零し、冷たいであろうその手を彼女の手に添えればそのまま暖かなその手をきゅっと握り。先程の続きかのようなキメ顔で言い放ち立ち上がれば、既に何か喚いている様子の2人の事は眼中に無く )



  • No.85 by  安藤雛  2022-01-27 12:25:09 




でも、いいんですか、2人を置いていって…( 触れた手の、体の芯まで冷え切ってしまっているようなその冷たさに一瞬驚くも、どうやら本当に怪我は無いようだし、彼の表情からは既に怒りが消えていることに気がついて、内心で深く安堵…をしたのも束の間。もとは蜜柑を届けに来たのだから、このまま一緒に彼の家に行けるのであればそれを断る理由は無いのだけれど、気掛かりなのは此方に向かって何やら賑やかに声を発している2人のこと。ついさっきまで一触即発の雰囲気だったとはいえ、せっかく3人で遊びに来ていたのだ、彼だけ抜けてしまっては寂しいのではないか、と。相手につられるように立ち上がり、両者の間で視線をあわあわと数回往復させてから、無意識で未だ繋いだままでいる手指に微かに力を込めつつ気遣わしげに問いかけて )


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