鍵 2021-11-12 01:02:10 |
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!! 大丈夫ですか!銀さん、怪我は…( 立ち上がった彼を依然下がり眉で見上げていた時、突然目の前で白い何かがきらきらと勢い良く弾け。次の瞬間、彼の姿が視界から消え、あまりに突然の出来事に目を見開いたままただただ呆然と立ち尽くし。けれどすぐに状況を理解すると雪の上、彼のすぐ側に両膝をつき、雪像を目にした時より十数倍慌てた様子で声を掛け。返答を待つ間、自宅からここまで歩いて来たおかげでぽかぽかと熱を帯びている手で、沸々と怒りを滲ませている彼の髪の毛や頬に付いている雪をそっと払いながら、その顔に傷などが無いかを確認しつつ心配そうに覗き込んで )
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