匿名さん 2021-08-25 21:44:33 |
通報 |
亜口聡来
〉片岡さん
ま、たまにはいいだろ。OK。適当でいいから早く帰ってこい。
(相手の話口調から本気じゃ無いと微かに感じてはいたが、決着のつかない現状を変えるために利用してしまった為に少し気の悪い表情になってしまう。勝負モードだった脳がオフになり体に入った力も抜け肩を上げて深い深呼吸を一度し。その場を離れるらしい相手を寝転んだまま見上げながら、家事より遊びを優先してもいいんだぜという事を遠回しに伝えておく。今日は休んで行って欲しいという目的があるので一応は気遣いながらも彼がしたいからしているという意思を尊重したい気持ちもあって強くは言わず。)
じゃねーと寝てるかもな。
(布団をかけられれば完全にこれから寝る人の格好になってしまい、揶揄いの視線をむけた後諦めたように目を瞑って。しかし食事後の眠気は白熱したゲームの刺激でどこへやら、閉じた瞼の奥でゴロゴロと瞳を動かして。側から気配が消えれば目を開け忙しなく家事をこなしていく背中を眺め、他にする事もないので手を伸ばした先にあるティッシュケースから一枚ティッシュを取って鼻をかみ。)
砂月幽平
〉近衛さん
結構良いもんですよ、ここ治安も悪く無いみたいですから。ええ、コンビニだけじゃなくて同じ電車に乗ってるかも知れないです。
(現に彼のような財布を拾ってくれる人物が住んでいる街でありその言葉に嘘など無い事は伝わるだろうと思い話して、コンビニに限る事はなくこの間の朝のように駅で遭遇するのだからと例えの範囲を広げて行く。次も見かけたら声をかけるんだろうか、と少し自信はなく何となく深い仲にこれからなっていく感覚を彼との間に覚えるとつづく言葉は出ないまま終わって。)
ははは、そんなの冗談ですごめんなさい。それはそれは、あの店お気に入りなんで美味しいって思ってもらえて良かったです。
(何度も意地悪だと言ってしまったからか間に受けた反応に嘘だと打ち明けると謝り素直に良い子なんだと確信して。満面の笑みに一瞬怯むように瞳が揺れたが、まだ財布を拾ってもらった関係からは先に進んでいない事を自分の内で強く意識し大丈夫だと思う。そうする事で余計に虚しさに支配されていくのを体で感じふわふわとした感覚になる。)
突然こちらがお邪魔しているんですから逆に申し訳ないです。そうですね、お金って事なんで扉は閉めておきましょうか。
(彼の気遣い屋な一面を見てそこまでしてくれる理由は何なのだろうかと考えてみる、彼が誰にでも優しい人なのだとしたら勘違いをしてはいけないなと今後の方向性を緩く決めて。玄関に続いて入れば扉を閉め他人の家特有の嗅ぎ慣れない匂いに少しワクワクして、どんな生活をしているんだろうと開かれた部屋に続く扉の奥を見て。探すことに時間が掛かっているのか中々戻ってこないので彼の言葉通り部屋に上がる事にし、お邪魔しますと声を掛けた後流石にプライベートな空間に入るほど無神経には出来ていないのでリビングへ向かって。)
トピック検索 |