匿名さん 2021-08-25 21:44:33 |
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犬飼
三谷さん→
…うん、そうだね、分かったよ。
(スルリと離れてしまった手に、思わずまた繋ごうと手を伸ばそうとするが、それを止めて、後で食べようと言う声に頷いた。もしかしたら、やっぱり恥ずかしかったのだろうか、彼の笑みを思い返し考えてみる。また、繋いでくれるだろうか、と若干の不安を付けつつ、レジへと進んだ)
おまたせ、…随分と買ったね。もしかして、友達へのお土産?
(キーホルダーとを買い終われば、先に店の前で待っている彼の元へと小走りで近づいていく。よく見ると彼の手元にはクッキーの他にも何かを買っているようだ。疑問に思ったことを口に出しながら、空いている片方の手を見る。)
じゃあ、行こっか。……また、繋いでもいい?
(土産屋を抜ければ、もう出口だ。明るい出口を見やりながら、その問いかけに照れくささを含ませた笑顔を付けて。…こんなにもガッつきすぎて引かれないだろうか、と若干自分に呆れた。)
鈴木
羽柴さん→
……あぁ。
(彼に揶揄なしで素直に礼を言われた事が珍しく思えて、ワンテンポ返事が遅れてしまう。一週間ぶりに会ったが、彼はこんなにも素直な人間だっただろうか、と失礼なことまで考えてしまう始末だ。心のなかで揶揄されていることは露知らず、出鼻をくじかれた事で、彼への接し方が少し分からなくなってしまう。)
…程々にな。…あぁ、決まった。
(程々に、そう、忠告はしたが、前回ハンバーガーのセットも食べ切れなかった男だ。良識の範囲内だろうと高を括りながら、決まったかと言う問いかけに頷く。そして、彼が決まったのだと分かれば、呼び鈴を慣らして店員を呼び出す。自身はビールと、所謂スピードメニューと言われる奴を2.3個頼んだ。一番最初の注文はこれで、違和感などはないだろうと、謎の自信に満ち溢れながら、お前は?と彼に聞いてみる。)
……忙しくはなかったのか?
(頼み終わったあと、何か話をしようと口を開いて聞いてみる。本当に急だったにもかかわらず、何も用は無かった、と言った電話口調だったので気になっていた。彼の性格からみて嘘は付か…いや、友人と遊んでいる途中でも自分を優先して此方に来てくれる、と自惚れている訳でもないが。ほんの少しの好奇心だ。)
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