ビギナーさん 2021-07-25 07:08:21 |
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(心がこもっている、とは到底思えない謝罪に涙目でふん、と子供っぽく対応する。まあ、こんなことに誠心誠意謝られてもそれはそれで拍子抜けだけど、と思いながら。涙をぐしぐしと拭い、相手の姿をはっきりと視認する。)
「そお。忘れてくれるならよかった。」
(『綺麗な色してるくせになんか濁ってるよな』よく友人から冗談交じりにそう言われるジト目ぎみの眼で相手を見返しそう言うと、相手から目線を落ちている色鉛筆に戻し、拾っていく。幸い画用紙は多少土がつきはしたが、それ以上汚れたりよれたりはしていなかった。よかった、と安堵に顔が緩む。絵が好きなのか、との問いに、)
「…ん。まあ、観るのも描くのも、多少はね」
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