ヌシダヨ 2021-07-11 14:10:51 |
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>ラノリア
逆田「いっ、いち、1時間…!?そんな…うえっ……。(…そうだ)」(胃の中の物が込み上げてくる感覚とそれによってきた気持ち悪さに襲われながらそう声を上げる。んな殺生な。私が何をしたというのか…。いや、したか。しかたない、ここは…。そう考えると、かろうじて動く手を相手に分からぬよう小さく出して石を引き寄せ始めた。もうこれ以上喋れそうもないので顔は伏せておく。)
「(……1時間後が勝負だ、ここを耐え着れば一発くらいは…。)…うっぷ」(どんどん気分が悪くなっていきながら、こっそりそんなことを考えている。引き寄せようとしている石は、重力の力でビクともしていない。しかしながら、石は確かに引き寄せられているのである。そしてそこでは、引き寄せる時の力に重力が毎秒足されていく。1時間後、重力が普通になった瞬間に自分の能力を解除した場合、それは恐らく限界まで引っ張っていたのを離した輪ゴムが如く、ラノリア側にとてつもないスピードで飛んでいくことだろう。きっと、人間の脚に風穴を開けることなど造作もない威力を持って。)
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