加木 七都 2021-05-13 17:45:56 |
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個性使ったって、どうせ君のその付けてるヤツで私の位置がバレるんなら使わずに──、っ…!!
……いや…ソレも面白みに掛けちゃうか。動けよー…私の体。
(己が仕掛けた攻撃が命中する事に心の中で密かに片手拳握り締め喜び噛み締めるもその喜びも虚しくフラフラとしながら掌からの爆風を利用して此方へ距離を一気に詰める相手に棒を構え鳩尾に向けられた拳何とかガードするが凄まじい勢いに其の儘後方へ意図も簡単に飛ばされてしまえば奥歯強く噛みつつ崩れた体勢整え浮いた両足地に付けると滑る足を何とか止め砂煙立たせ、ビリビリと痺れる両手に力入れ一呼吸置いてから目蓋伏せた後自分自身に透明化の個性を発動させたなら着る体操着の上着を脱ぎ其れを棒の先に先程落ちたゴムで結び付け透明化した棒を右へ放り投げた後己は左を走り再び背後を取ると投げた其れを片手で掴み取り棒の先に付けた上着取ってヒュンと空を切りながら今度は多節棍の状態に変化させ少し長い鎖の部分を相手の首に引っ掛け其の儘背負い投げすれば背中強打させ、チャリ、と鎖の擦れる音と共に首に引っ掛けた儘の多節棍離し再び棒状に変え個性を解除すると相手の頭に取り付けるバンダナ取り上げ首から下げ、次のエリアに移動して)
っ…、足、痛い…けど…、此処でリタイアなんか…したくない。それに確かこのバンダナだけは…取り上げても取り返しに来れるんだっけ…?ならさっさと救助済ませて終わらせよう。これ以上は、足が持たない…。
(次のエリアである火災ゾーンに入った瞬間凄まじい熱風に右腕で顔を覆い隠し入口付近にポツンと置かれた水の入るバケツに目を遣るも自分自身の掌へその視線移し「何か出来そうな気がする。限界なんか、越える為のモンってね。」と独り言呟いた後微かに聞こえる救助を求める声に未だ片手に持つ棒を振って多節棍に変えた後腰に仕舞い薄ら唇開いて息を吐き出し目蓋を伏せ周りの音が聞こえなくなる程集中力高めれば伏せた目蓋見開かせ目に入る炎全てが透明化すれば煩い程に鳴る耳鳴りや突き刺す様な頭痛に一瞬だけ意識が飛びそうになるも何とか其れを耐え走り出し、次第に声が近くなり始めると「なっちゃん!!」の声に伏せた顔上げ力無く笑い救助を待っていた麗日へ近付きバンダナが首に下げて貰えば彼女の体抱き上げ安全な場所迄運び終えたと同時に炎を透明化させていた個性が解け傾く体を倒れない様に両足で踏ん張って半身項垂れさせながら割れそうな位に痛む頭に軽い痙攣起こし口許から涎が垂れ流れる中「後一人!デク君だけやから…!頑張って!なっちゃん…!」と震えた声で送られる声援にピクリと反応し腕で垂れる涎拭い項垂れさせた半身ぐぐっと伸ばし)
……─あ"、りがと。がん…ばる、よ。
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おはこんちゃーん!有難ううう(´;ω;`)無理はせずに、頑張るぅ…!!!
了解っ!
あまりズカズカ進めずにお茶子ちゃんを入口付近に救出してストップさせてるから、次宜しくっ(`・ω・´)ゝ
そして七都さん無理矢理個性最大限に放出したからダメージでかいけど…何とか最後の救助者である緑谷君迄は持たせるからね!
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