ヴィランの私とヒーローの君（〆）

っ…、か…勝己…の為なら…頑張る…けど…、色々と…私も…心の準備が…ある…から…////…ゆっくりでも…良い…？////

（耳元へと寄せられる相手の声が低く再び背筋に走り抜ける電流の様な感覚に眉尻垂れさせ強く身を震わせると抱き着く相手の衣服強く握り締め一向に引かない顔や全身の熱その儘に埋める顔を少し離しゆっくりと顔上げ緩やかに首を傾けたなら、抱き返される相手の力強い腕に更に互いの体が密着すれば相手に聞こえてしまいそうな程高鳴る心臓の音に何度か深く大きな呼吸繰り返した後まるで悪者の様な言葉に対して小さく頷き躊躇いがちに同意示すも恥じらいが勝ってしまうのか何処か自信が無さそうにポツポツと呟き、己の肩に添えられた手が抱き合う体が離され辺りを気にし始める様子に己も辺りを見回すが余り人が来る様なエリアでは無いのか静まり返る館内に安堵の息を零し貸出カウンターへと向かう相手の背中を追い掛けたなら二人の受付の女性が座っており己は左側に座る女性の方へと向かい貸出用のカードを財布から取り出し専用の布袋へ入れてくれる事に礼を付け足し手早く本を借り終えた相手の隣に立って相手の人差し指を緩く握り二人並んで図書館を出ると先程迄晴れていた空に分厚い灰色の雲が広がる様子に羞恥心打ち消す様に顔を上げ掴む指軽く揺らし)

ん…帰ろ…っか…///
……わ、見て。雨降りそ…。成る可く早めに帰ろっか。降り出したら折角借りた本も濡れるし。

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(が…我慢した爆豪君偉い…！！それでこそ男だぜぇ…！///笑
ぺろぺろしちゃっても良いんだよぉ…ふふふふ←

いやいやいやいや、猫しゃんのが…最高過ぎて私毎回悶絶してる…///ふおあぁ…でも、そんな最高な猫しゃんからそう言ってくれると、嬉し過ぎて叫びそう…////)