ヴィランの私とヒーローの君（〆）

勝己、お帰…え？何かあったの？

（腕に抱える本を軽く捲り相手が来る迄の間に目次を眺めていると己へと近付く足音に静かに開いた本を閉ざし顔を上げて相手へ振り向き微笑むも己の腕を掴んで人気の無い場所へと誘う相手に戸惑いながら頭上にハテナを沢山浮かべ連れて来られた本棚を背に互い向かい合う形で立つ事に首を傾け）

え？個性を使えったって…今使っても何も──…

それ、は…そう…なんだけど…は、恥ずかしいから…出来なかったって言うか…////
わ…分かった…から…///見られるの…ヤダ…し…///

（個性を使用する事を進める事に更に疑問浮かべ不可思議そうな表情で相手を見るもそっと己の顎を掴んで上を向かせる相手の行動に目を見開かせ驚き隠せずに瞬き繰り返し瞳が泳ぎ何時もよりも近付く端麗な相手の顔に耳迄真っ赤に染め先日頬へ口付けてしまった理由ポツポツと呟きながら視線伏せ声を潜めつつ相手の胸元に掌添えれば互いの足元からスッと姿が透明化し、添える掌で相手の衣服緩く握り相手に聞こえてしまいそうな程煩く高鳴る心音その儘に目蓋ぎゅっと強く閉ざし）

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(いや！全然無理矢理とかじゃ無いから大丈夫だけど私の心臓が大丈夫じゃない…！！！もれなく私は成仏しそう…！！////
もう猫しゃん最高かて…////美味しいシチュご馳走様ですぅぅぅん！！！////ﾊｽﾊｽﾊｽ

うんうんうん！！！楽しそう…！！！高校編、大学編、社会人編とかね、結構良さそうだよね+大人になってからの二人もまた何か可愛い気がする…///)