加木 七都 2021-05-13 17:45:56 |
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(そうそうそう!!!色々とてんやわんやするかもだけどw元に戻るのは丁度学校が終わって帰ったら元に戻そうかなと考えてるw猫耳…だと…?!よし、残そう、猫耳…!←ふんすふんす)
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──ありがと…。……あ、ごめん、オジサン、そこ開けといて欲しい。ほら、風通し悪くなって、息苦しいから。
(グラントリノをジジイと呼ぶ相手に吹き出しそうになると顔を伏せて咳払いし少し落ち着き取り戻した後伏せた顔を上げ悔しそうな面持ち浮かべる姿に申し訳無さそうに眉を下げ扉付近に立つ警官が病室の扉を開く動き、椅子から立ち上がりながらグラントリノに告げた言葉が嬉しかったのか目を見開いて相手を見上げるが直ぐに笑みを浮かべ病室を一旦出てしまう相手の背中を見送り開かれた戸が閉められそうになるのを制止させ警官が戸惑いつつも開けたままにされ)
あはは、爆豪はあれが普通だから。
…分かった。先ず、私が何で連合に居たのか…だけど…。幼い頃、私の目の前で両親が殺/された。本当に、一瞬の出来事で、怖くて、逃げ回ってた所にオール・フォー・ワンが居て…私はそこであの人に拾われた。…それで、連れて行かれた所に死柄木が居て、二人で色々と聞かされた。ヒーローの事、勿論、オールマイトの事も。子供の頃だからすんなり受け入れちゃったけど…。
それからは沢山叩き込まれたよ。戦い方、個性の使い方とか。でも私はやっぱり、ちゃんと悪者になれなくて、臆病者だから、作戦には参加せずに裏からサポートしてくれって言われた。脳無や死柄木達が作戦に出向く時、個性使用したり。…それも正直…嫌だった。逃げようかなって何回も思った。
そんな時、爆豪拉致作戦が決行されて、アイツが連合のアジトに来て、そこで初めて出逢って…衝撃受けたよ。凄く真っ直ぐで、絶対に自分の気持ちは絶対曲げない。オールマイトに憧れる気持ちは変わらないって。それで…私は…この人はココに居ちゃいけない、って思って、オール・フォー・ワンの前で個性使って逃がした。…それからは…ね?裏切り者だって言われて追放されて、行く宛無い時に、爆豪の事思い出して。爆豪の所に行った…って感じかな。アイツからすれば何でって感じだろうけど。色々と…心配だったから。
……あ。そうだ。コレ…、私が今迄連合に居た時に纏めてたデータ、あげる。何かに使えれば良いんだけど…。今アイツ等が何処に居るのかさっぱり分からないけど…考えてる事は何となく分かる。それについても書き込んであるから、好きに使って欲しい。
(確りとグラントリノの目を見てぽつりぽつりと少しずつ己自身の過去の事から現在に至る迄の経緯を話して行く中で脳裏に焼き付いて離れないトラウマに少しばかり身が震えるが緩く頭を左右に振ってそれを振り払い、話が終わると思い出した様にズボンのポケットに入れていた財布を取り出し小銭入れの所から一つのUSBメモリー取り出しそれをグラントリノへ差し出して)
(グラントリノ)
息苦しいって…はあ…。
──成程、そう言う事か…。加木、再確認だ。お前は連合としてサポートしていたのは嫌々だったって事で、間違いねぇな?
…よし、それだけ聞けりゃ充分だ。お前等、加木はもうヴィランにゃなれねぇし、ならねぇ。俺が保証する。捜査のリストから外してやれ。オールマイトにもこの件については話させて貰う。それで良いだろ、今回だって突然脳無に襲われとる。つまりそう言う事だ。連合からすれば逃げちまった加木が邪魔で仕方無い。連合のアレコレが漏れちまうからな。だから消す為脳無を送り込んだ。それが連合と断ち切ったっつー何よりの証拠だからな。
…これが何に使えるかは分からねぇが…有難く利用させて貰う。…万が一この話が全部嘘だった時は、そうだな…オール・フォー・ワンと同じムショに入れるからな。
───行ってやれ、小僧。
(戸を閉めてしまう事を制止させられた事叱ろうとするも加木の顔色を伺い少しキツそうな様子に溜息吐き出しつつもそれを許し、加木の話を聞き終えると何とも言えない複雑な表情浮かべながら再度確認する様に問い掛けそれに対して頭を強く縦に振る加木の姿に左口角吊り上げ隣に立つ警官へ頼むも『しかし…』と何か告げようとする警官に間髪入れずに見逃す理由を話せば踵を返し携帯片手に病室を出る警官の足音が遠のいて行くと、差し出されたUSBメモリーを受け取り座る椅子から降り加木に背を向け扉付近に立つ警官と共に病室を出て長椅子に座る爆豪へ一声掛けたなら警官と二人で病院を去って行き)
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