ヴィランの私とヒーローの君（〆）

(じゃぁー…個性事故の被害受けてもらうのは七都にして、動物は猫にしようっ！話の内容なんだけど、ちょっとドタバタギャグ考えてて…七都が平日の昼間に出掛けてる最中一人の人とぶつかって猫に変身、でも猫になったお陰で学校に潜入して色々ひっちゃかめっちゃかになる…的な！ちょっとザックリとした内容だけど…どうかなっ！？
個性事故イベントはお付き合い後が好ましいんだけど…大丈夫？？)

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───ん…。…ご、めん…なさ……

（規則正しい寝息を立てる中何かの夢を見ているのか眉間に皺を寄せ微かな声で寝言を呟くと唸り声零し凭れさせた身を動かそうとするも相手が己の頭を撫でる感覚にその動きが止まり苦しそうな顔を浮かべる表情が緩んで穏やかな顔で眠り続けながら到着した救急車から隊員が己の身体を抱き上げタンカに乗せ車内へ運びそれに続く様に相手が乗るとバタンと扉が閉められ）

……ん、んん…。…あ…れ…？…ここ…何処…。

…あ…ばく、ご、居たあ……。

（漸く目が覚めた時には治療も終えた病室の中なのか硬く閉ざして居た目蓋揺らしゆっくり開き見覚えの無い天井と空間に息を大きく吸い込み頭を動かせば己を見る相手の姿が視界に入りぼんやりとした意識で黙った儘相手を見つめながら治療後で余り力が入らないのか震える手を相手へ伸ばし頬に触れ親指で優しくその頬撫でつつ安心した様にへにゃりと笑い、病室の扉がノックされたならその手を下ろし次第に鮮明になり始める意識に半身起き上がらせベッドの上に座り入室するグラントリノと他二人の警官へ顔を向け頭を下げ）

はい。……取調べ…、分かった。

(グラントリノ)
…取り込み中悪いが、目ぇ覚めたんなら早速取調べさせてもらう。約束だったからな。
小僧、悪いが席を外しちゃくれねぇか。ここからは機密情報が多くなる。

（倒した脳無を警察へ連行した後二人の警官を引き連れて加木が運ばれた病院へ出向くとナースステーションに居る看護士に加木の病室番号を伺い再び廊下を歩き始め、辿り着いた病室の前で数回扉をノックしたなら戸を開いて中へ入りながら警官の一人が扉の前で待機しもう一人の警官は己の隣に立って眠る加木に近付き爆豪を横目で見つつ一旦病室を出る事告げもう一つ余っていた椅子の上に腰を下ろし）