ヴィランの私とヒーローの君（〆）

聞き間違え…？……─そ、そうだよねぇ。流石に私が過去に連合に居た事知ってる筈無いよねぇ…！ぐぬぬ……、何も言い返せない…！これかれどんどん成長してくから良いの。身体も心も戦術も全部！

だっ、だって仕方無いじゃん！ちゃんと提案したのにして下さいって返してもインターン間に合わないし…だから着るしか無いじゃん！平気な訳無いでしょ…そりゃ動き易いから良いけど、下乳見えるしスカート部分物凄い短いし…ショートパンツ履いてるとは言え動くの躊躇うしでッ…んう？！

（“連合”の言葉は聞き間違えの可能性がある事は一切頭の中に無かったのか彼の言葉に苦笑い浮かべて頭軽く掻くも顰めっ面で捲し立てる様に告げる彼からの言葉が全て正論で何も言い返せず下唇噛み締め悔しそうにしながらも胸を張って言い切り｢もっと強くなってもっと美人になってやる！｣と意気込み吐き出し／コスチュームの事となると顔色一気に真っ赤に染めインターン中は気恥しさと仕事を遂行しなければならないと言う緊張の葛藤だったのか片手拳握り締め震わせつつ唇尖らせポツポツと文句を呟いていた最中半ば強引に重ねられる唇に目を見開きグラリ身体が傾くと其の儘カーペットの上に仰向けで倒れ込み）