▼ 2021-05-08 17:42:32 |
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>ハル
ぼくは…、ぼくは…………ッ(ミンジュンじゃない。そう叫びたい衝動を寸でのところで堪え、いつの間にか固く握り締めていた拳には爪が食い込んで血が滲むほど。何かを諦めるように、もしくは決意するように大きく深呼吸をした後、じわりと赤くなった手から力を抜いて「 ――――あなたに、迷惑かけるかもしれない。とんでもない、おおきい迷惑。 」深く事情を話せない事で今この瞬間にも優しい彼女を裏切っているような呵責に胃がキリキリする心地で。それでも彼女は絶対に引こうとしないのだと伝わるからこそ、根負けして)それでも、ぼくをここに居させてくれるですか。
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