▲▽▲【　東京ワケアリ男子っ！ ／ 指名トピ　】▲▽▲

>花城さん
（　仕事について語る冷淡な声色から、少々踏み込んだことを聞いてしまったかと勘繰り「そうだったんすね」と相槌だけ打ってそれ以上深掘りすることはせず。相手から飛んで来た質問には答えるのを数秒躊躇った後「恥ずかしい話なんすけど……大学の課題が間に合いそうになくて急いでたら、前歩いてた人に気づかなくて、気づいたら盛大にぶつかってました」自分のことながら情けない話だと苦笑していれば、肝心の課題がまだ片付いていないことを思い出したが、徹夜すれば何とかなるだろうと今のこの時間を優先して。配膳された料理を前に、隣の彼に続いて意気揚々といただきますを言えば、待ちきれないとばかりにラーメンを頬張って。相変わらずの美味しさを噛み締めている最中隣から溢れた言葉に感激し何度もコクコクと頷いて「その言葉待ってました……！気に入ってもらえて良かったァ」心底安心したように一言、そのままの勢いで一気に食べ進め　）