( 彼の心情なんて露ほども知らず、疑問が解消されればふーん、と素っ気ない返答。嬉しそうに箱の中を覗いてる恋人を見ていると、何だかこちらまで嬉しくなり、1番最初を譲ってしまうのも仕方がないこと。隣に並んで一緒にケーキを眺めながら「どれが食べたいんだ?先選んでいいぞ。」と。どれも美味しそうで1つの種類に絞りきれずケーキは自分の好みを寄せ集めたラインナップ。その為自分はどれでも良くて、 )