僕達はバディ（〆）

虎徹さん、あんまり可愛い事をしてると食べちゃいますよ(拗ねたような相手を見て抱き寄せ首筋にキスをして)

…っ！（ビクッと震えて）…俺のこと、ほんとはなんとも思ってねえくせに（ギュッと相手の服を掴み）

何とも思ってない相手ならこんな事しませんよ。僕はそこまで愚かなビッチに見られてるんですか？(キスをしていた首筋に噛み付き)

っん…！（ピリッとした痛みを首筋が訴え）っ、さあ、どうだろな…っ、ちょうどいい暇つぶしのひとりなんじゃねえの…コテツサンは（ゾクゾクと湧き上がる感覚に震えながら挑戦的な目で見つめ返し）

なかなか挑戦的ですね。流石ワイルドタイガーですね(ニヤリと笑い)

（あっぶねえ！バニーが仕掛けてくるからついスイッチ入っちまった！と頭をブンブン振って）
バニーと俺とでなんか…温度差があんの！そういうの、つれぇから！もうお前と一緒にいんのやめる！わかったか！（ビシッと指差し）

分かりましたよ…。(すかさず指差して来た相手の手に手錠をかけ)これ、知ってますか？能力が使えなくなる手錠ですよ。

バニーっ…こら！！人の話聞いてんのか…っ（目に焦りの色を浮かべ／手錠がトラウマ）もう嫌だ、お前から離れる！コンビ解消だって言ってんだよ！くそっ、これどうなってんだ…！（空いている片手でなんとか外そうとするが力が入らず）

分かりましたとは言いましたけど何もしないなんて言ってません。(はめていない手錠を柱に固定して)虎徹さんが僕を求めない限り僕は虎徹に手は出しません。手錠は簡単には外れませんし能力も使えません。我慢比べですね。(言い残して別の部屋に行ってしまう)

おい、ちょっ…バニー！！くっそ…！（手錠がガシャッと無情に音を立て）我慢比べだぁ！？ふん、いい度胸だぜ。そんなもんこっちが…



…負けるに決まってんだろーが！！（くわっ！）なにこの不利な状況！こらバニー！これ外せ！（大声でギャーギャー騒ぎまくり）

この部屋は一応防音式なので騒いでも良いですよ。(部屋から顔を出し告げた後に再び部屋に戻り)

（ひとしきり大声で相手を罵ってようやくそれが無意味だと気づき、グッタリと座り込み）…っ、…喉が…、乾いた…（しくじったと舌打ちして）…おいバニー！水くれよ！

まぁ、水分補給くらいなら(グラスに水を入れギリギリ相手に触れない程度の距離でグラスを置き)

…っ、おい届かねえって、もっとこっち…っ（ピンと伸ばした指先がグラスをかすり）

僕は虎徹さんに手は出せませんからね。けっこうギリギリの距離なんですけど(僅かにグラスを動かし)

ぐっ…（必死に手を伸ばし指先でやっと掴み）よしっ…（ゴクゴク水を飲み生き返り、自信も湧いてきて）ぷはっ…、こうなったら絶対負けねえからな！水がもらえるんならバニーがいなくたって痛くも痒くもねーし（あっかんべー／子供か）

そうですか？僕はそんなに甘くないですよ。(何か企んでいるような顔で笑い)

このままここにいりゃいいんだろ？楽勝楽勝！バニーこそさっさと俺から巣立つ準備しといたほうがいいぜー（余裕そうに）

その強気は僕は嫌いじゃないですよ。いつまで続くか楽しみです。(ニコリと笑い)

（連日の出動疲れでつい眠ってしまい、目覚めた時は一瞬状況が理解出来ず。繋がれた手を見てやっと思い出して溜め息をつき）……いま何時だ…？おいバニー？いるんだろ？お前の負けだって。いい加減外してくれよ。

起きたんですか？外す訳にはいきませんよ。まだ勝負中でしょ。(エネルギー補給の為にプロテインバーを袋から出し)

（むー、と唇を尖らせるが）…お！それ、くれるのか！？なんだよー、至れり尽くせりだな！（←？）

流石に衰弱死されては困りますからね。ヒーローがヒーローを衰弱死なんてシャレになりませんから(皿に入れ)

ヒーローがヒーローを手錠で拘束するのもシャレにならねーぞ…（ブツブツ呟きプロテインバーをもぐもぐ）…うめえ。

命を奪うよりマシでしょう。食べ物も与えていますし。(それだけ言って別の部屋に移動)

バニー、なあ…（再び、しん…と部屋が静まり返り）………（ガシャ、と手錠を引っ張るが外れず）

サプリを忘れてました(部屋から出て来て棚にしまって今サプリメントを何種類か出し)

何種類あんの、これ（苦笑いしながらヒョイヒョイと口にいれ）

ビタミン、ミネラル、鉄分、カルシウム、乳酸菌、アントシアニン等々です。必要最低限の栄養素をプロテインでは補えないのでサプリメントを使うんです。効果が出るには時間がかかりますけどね(出したサプリを棚に片付け)ちゃんと摂取して下さいね(さっさと部屋に移動)

あいつサプリのCM出れるんじゃねーの…？（最後の一粒を口に入れゴクンと飲み込み）拘束されてんのにいつもより体にいいもの摂ってるな俺（うーん）…だけど味気ねぇぇぇ。マヨ炒飯食いてえ…（がっくり）

虎徹さん、少し出掛けてきますから大人しく良い子にしてて下さいね。まぁ、能力使えませんけど(行ってきますと手をふり外出)

ちょっ、ええええ！…せめて何か暇つぶせるもん置いてけよ…！ぐああああ、くそっ！動きてえ！（ガシャガシャガシャ！と乱暴に引っ張るも、だんだん手首が擦り切れて痛み）誰かにテレパシーできねえかな…（目を閉じ眉根を寄せて）……応答せよ、牛…！

戻りましたよ。何やってるんです？新しい遊びですか？(不思議そうな顔をして)

あっ、いや、テレパシーできるかなって…ロックバイソンに…（赤面してごにょごにょ／見られて恥ずかしい）

あなたって人は…。(相手を壁際に追い詰め)

な、なんだよ…（相手を間近で見るのは久しぶりで目をそらし）

まだ僕から逃げようとか考えてます？余計な事をすると更に自由を無くす事になりますよ(冷たい目線を相手に向け)

わぁーったよ、もう逃げねえよ…（両手を挙げて降参）

良い子ですね。そう言えば何を買って来たと思いますか？(表情を和らげ)

え、なにって…、昼飯とかじゃねえの？（首をかしげ）なあ、もうこれ、もう外してくれるよな（手錠を鳴らし）

虎徹さんは察しが良いですね。マヨネーズと炒飯を買って来たんですよ。因みに手錠は外しませんよ。(ニコリと笑い)

えっ、俺の昼飯！？自分のだけ買ってきたのかと思った。バニーいいやつだな！（←？）でもこれは外してくれねーのか…

虎徹さんのご飯ですよ。手錠を外すには虎徹さんに触れなきゃならないでしょ。あなたが僕を求めて来ない限りは僕はあなたに触れません。(相手の前にマヨネーズと炒飯とスプーンを置き)マヨネーズは好きに使ってください(どれだけマヨネーズが必要なのか分からない為、容器ごと置き)

求めて…って…どういう意味だよぉ（仕方なく自由のきく左手でマヨネーズを掴み、歯を使って蓋を開けてドバドバかけ、スプーンを持つが利き手ではないためポロポロ溢れてしまい）くそっ…、バニー！今くらい外してくれたって…！

自分で言ったじゃないですか？バディ解消と言う事は僕は必要ないと言う事でしょ。ですから僕はあなたに触れません。手錠も外しません。(しかしこのままでは相手が上手く食べられない為スプーンですくい相手の口に運び)

お、わっ…、地震か？（グラグラッと揺れ）

虎徹さん、姿勢を低くして！(手近にあったクッションを相手の頭に乗せ自分も姿勢を低くして)

バニー、俺もうやだ
バニーに触ってほしい

それは降参と言う事ですよ。良いんですか？(相手の前に立って)

……ああ。お前の勝ちだよ、バニー（弱々しく言って）

虎徹さん(優しく相手の名前を呼びふわりと抱き締め)