胡蝶の夢 【中華＆和風ファンタジー/妖怪/仄々、日常/NL】

主pf

「俺はナウリと呼ばれている。名売りのナウリだ。悪趣味な呼び方だろう。」

「記憶の形は取り出して見るまで分からない。以前室内で象が出てきた時はどうしたものかと……む、冗談だ。」

「あちらに帰る前にお前の記憶をひとつくれ。要らないと、忘れたいと思うものでいい。一等大切にすると約束する。」

通称：ナウリ
種：妖怪
性別：男
年齢：300代 見た目は20代後半程

容姿：肩甲骨ほどで切りそろえられた黒のストレート。外出する際は高い位置で一つに結っている。前髪は富士額気味の真ん中わけで眉程の長さ。睫毛の長い凛々しく整った顔立ちで瞳は曇り空のような灰色。白い肌に赤い唇が怪しく男性的に色っぽい。身長は177cmでムキムキではないが男性らしく引き締まった体格。室内では裏地に模様が入った藍や鼠の地味だが良い生地の着流し、外出する際はそれに羽織とカラス表の草履など。完全な人型の妖怪だが記憶を扱う時は記憶によって目の色が変わる。

能力：自分や人の記憶をその記憶と縁深い品として取り出し、保管、映像として見せることが可能。(例：飼い犬の記憶を首輪の形で保管する。)
記憶を取り出されるとその記憶を失う。ごく稀に動物も出てくる。

性格：無愛想でぶっきらぼう。とっつき憎い印象だが、少々不器用なだけの真面目な常識人。本人は認めたがらないが情に厚く、文句を言いながらもただの客の話も親身に聞いて助けてしまう。懐に入れた者には特に甘い。冗談やからかいを真顔で口のする本気にされてしまうのが悩み。

概要：一人称は俺、 二人称はお前、呼び捨て。
記憶屋を営む妖怪。名を専門に売る訳では無いが、名前付きの記憶も取り扱うため名売りと呼ばれるように。その物騒な響きから勘違いされがちだが、元の世界に帰らないと決めた人間から相応の対価を払って得ているもので入手経路は真っ当。店の1階は古めの雑貨店か骨董品店のような印象で、記憶の品を手に取って確認したり、希望の記憶があれば近いものを探してくれる。2階は記憶の買い取りをしており、布団が敷かれ香の焚かれた座敷になっている。看板娘の黒猫は昔愛した人間から貰った記憶の品で餌や排泄をしない、ナウリには懐いていない。
自分が取りだした記憶からは名を奪うことが出来ないため名なし。商売人らしい強かさもあり、雑貨屋と勘違いして入ってきた人間用に手作りの菓子も置いている。そこそこ評判が良い。

募集：店を住み込みで手伝ってくれる人間の女の子

(/遅くなってしまい申し訳ございませんでした。引き続き参加して頂ける方を募集しております。)