【 〆 】 恋は、紫煙と砂糖で出来ている 。

ああ、任された。
準備してくれてありがとう…そう言えばこのケーキ、いつもみたいな名前じゃないの、どうして？

（貴方からやって欲しい事を告げられれば待ってました、と言わんばかりに大きく頷いて頼ってもらえたのが嬉しいのか胸がこしょばゆくなりながら先ずは外の看板からかなと思いながらお店の出入口へ向かい外に出て、イチオシ商品が書かれた看板をぶつけたり落とさないようにと気を配りつつ中へと入れては大きな音を立てないように扉を閉めて、その後に採光を取り入れる窓にあるカーテンをしっかり閉めてはテーブルにケーキが並んでいるのに気付き改めて美味しそうだと目を輝かせつつ仕事が忙しく付けっぱなしだったネクタイとシャツのボタンを外しながら、ふといつもケーキの名前はチーズケーキ、ショートケーキと所謂種類の名前が多いのに今回の“幸福”は違うなと疑問に思った事を問い掛けてみて）


（ / 任せてください、ばっちばちに綺麗に焼きます。もう見てるのとか気付いてないんでしょーねー、そんな所も推せる（ 合掌 ）
尚斗「それを言うなら文くんだってこういう時なかなか折れないじゃーん。そう思っててくれたんだ、嬉しい。けど、文くんの言葉で聞けたらもっと嬉しい、かな（ にぃ ）」

キョトン顔の文くんも可愛いー！！きっと尚斗は素直に「ん？カッコ良くて見惚れてた」って返しそう…。わぁお！盛り沢山で最高ですね！！確かにそう言う所ありますしね！初デート、お家とお外、どっちにします…？無難にお外、ですかね…？どっちも捨て難い！！
大画面で上映会しましょう……どんだけ泣いてもいきようにティッシュボックス阿呆ほど用意します…（ 違う、そうじゃない ）

たーーーっ！！可愛いーーーっ！！！尚斗のご機嫌の取り方がお上手！！こういう所は尚斗より文くんの方が上手さんですね！（ 好き ） ）