Soul Chain（ 近未来 / 異能武器 / 戦闘 / 日常 / 恋愛 / 一部制限有 ）

/主キャラです。


「いやなんか、最近肩がよく痛むようになってきてさぁ……」
「上からの呼び出しか……あぁ、なんだか胃も痛いな……」
［名前］小見坂 楓（オミサカ カエデ）
［役職］心対課課長
［性別］女性
［年齢］34歳
［容姿］
肩にかかる程度の藍色の髪を首後ろで短めに纏めている。
肌色は白く、やや垂れの瞳は黒、容姿整ってはいるが目元に薄くくまがある等なんとなくくたびれた雰囲気。
最近目元に小皺が出来た。
身長172cm、ワイシャツに鼠色のパンツスーツ。
［性格］
何事ものらりくらりとした言動で躱そうとする為にどことなく昼行燈な雰囲気が漂う。
実際は真面目で仕事熱心、お人好しで世話焼きな気質だが、上層部からのお叱りやプレッシャーを躱そうとしている内にそういう雰囲気を纏ってしまった。
子供好きだが子供には好かれない、おばさん呼びにナチュラルにショックを受ける。
一人称は「私」、二人称は「君」や「あなた」。
［心象武器］
三叉槍型。
真中の刃は直刃で突に向き、両脇の刃は緩く外側へと反っていて薙ぎに向く、深い青色の水晶。
「蜃気楼を生み出す」能力を持ち、自身の蜃気楼を複数作ることで実体は無いが疑似的な分身攻撃が可能。
蜃気楼は時折霧の様に揺らぐことがあるため、そこで見分けることが出来る。
［概要］
心対課課長。
色々とクセの強い人材も揃う心対課の最高責任者だが、取り纏めには苦労しており、投げやりな振舞いになることも度々。
田舎の実家が薙刀の道場をしていることも手伝ってか槍術に精通しており、自らも積極的に現場に赴いて壊人被害への対処に当たっている。
目元の小皺を伸ばそうとする仕草が最近の癖、「おかしい、まだそんな歳じゃないはずだ……」が最近の口癖。
婚期逃し気味の34歳独身、交際歴はあるが浅い、実家からの色んな意味を込めた「催促」がプレッシャー。
実家近くで生活してる妹は結婚してるんだから別に良いじゃん、でも妹に先越されるってどうなのとも思う、そんな日々である。


「あっはっはっは、欲を抑えつけて、望みを縛り付けて、愚かで笑えるなぁ」
「輝かしき「新時代」へ連れて行ってやる、何も考えなくて良いんだ――それが望みだろ、あっはっはっは」
［名前］枕木 陣聖（マクラギ ジンセイ）
［役職］傲慢の深壊人、新興宗教団体「真陽賛美（しんようさんび）」支配者
［性別］男性
［年齢］22歳
［容姿］
他者の肉体を乗っ取り行動することが多い為日によって異なる。
本体は、色素が完全に抜け落ちた純白の短髪と肌、白目と黒目が逆転した色彩の瞳が特徴的な青年。
中性的で嫌味な程の美貌に、穏やかそうな薄ら笑いを浮かべている。
身長170cm、手足は細く、華奢な体格、病院服の様な印象の純白ローブ姿。
［性格］
傲慢。
己以外の人間を劣等と見下し、自身がまるで神であるかの様に振舞う。
壊人として振舞うことで狂乱する人々の姿を眺めることが趣味。
一人称「俺」、二人称「お前」或いは「劣等」。
［オーラスタイル、異能力］
オーラを身体の周りに10数個の球体状にして浮遊させ、棘状に伸ばす等して戦う。
「精神を幾つも分裂させ他者の肉体に乗り移る」異能力を有している。
乗っ取れる人間は、意志薄弱、壊人化する一歩手前程に心にダメージを負っている人間に限り、乗っ取った人間の肉体のまま自身のオーラを操ることが出来る他、同時に複数人の肉体を奪うことも可能。
乗っ取られた側は「半壊人化」したような状態であり、比較的脆いコアが形成される為、そのコアが破壊されるか或いは枕木の意志に乗っ取られた元の人間性を自力で取り戻すことによって元に戻る。
［概要］
新興宗教団体「真陽賛美」の教祖枕木永憧（まくらぎえいどう）の息子であり、心対課が追う「深壊人」の一人。
真陽賛美は教祖である永憧含め100人余りの構成員全てが陣聖の異能の支配下に置かれており、「全員が陣聖自身」として統一された意志を持って動く。
己は世界唯一の神であり、神として世界の在り方を崩し「全ての人間が己の欲望に素直になれる新時代を創造する」ことが目的――と、して振舞ってはいるが、実のところはただ他人が狂乱する様が好きなだけのサディスト。
行動目的も愉快犯そのもので、乗っ取るのではなく言葉巧みに扇動することで他者を壊人化させ、暴れる様子を見て楽しんだりする。
人格形成、壊人化の基盤は、幼少期に神の子として祀り上げられて育ったことが一因。
愚かしくも、望めば何だって信者達が叶えてくれたあの頃と同様に、ただ己が楽しいと思える景色を作り出そうと高い所から笑い声を響かせている。