Soul Chain（ 近未来 / 異能武器 / 戦闘 / 日常 / 恋愛 / 一部制限有 ）

・狩馬（かるま）市
近未来日本の大都市、東京のどこかにある。
基本的な印象や人々の生活は現代とそう大きな差は無いが、ビルの外壁沿いに半透明のスクリーンが浮遊していたり、清掃ロボットが街中を走り回ったりしている。

・壊人（かいじん）
虐め、暴力、深刻なトラウマ……何らかの要因によって心が深く壊れ、異常な姿となった人。
物理的な影響力、破壊力を秘めたどす黒いオーラを纏っており、時に自我すら失って暴れ回る。
オーラに守られた「コア（球であったり立方体であったり、形状は様々）」を「心象武器」によって破壊することで元の人に戻ることが出来る。
ただし強制的に壊人化を解除しただけなので、再びの壊人化を防ぐためのメンタルケア等も重要。

・深壊人（しんかいじん）
壊人化から更に進行し、自身の意志によってオーラや特殊な力を操る、壊人として完全に次のステージへと移行した存在。
自我は安定しており思考も正常に可能、ただし「壊れた方向性に」であるが。
一層硬質化したコアと完全同化を果たしており、容易に破壊することは不可能、純粋な戦闘能力も壊人より強力であり「心対課」にとっては宿敵と呼べる存在。
現在は七人のみ存在が確認されている。

・心対課（しんたいか）
「警視庁心的犯罪特別対策課」の略称。
「心象武器」を操る戦士達がここに属し、日々壊人達が引き起こす事件への対処や、壊人化から助け出された人々のメンタルケア等を行っている。
中には警察には属さず心対課にのみ助力をしている者もいるが、その場合も通常の警察官と同等の権限が与えられている。

・心象武器（しんしょうぶき）
心対課に属する者達が操る、特異な力を秘めた「魂と繋がった武器」の通称。
形状は刀、槍、銃等人によって様々だが、そのどれもが赤や青色の水晶で出来たような外観であり、必ず「持ち主の心臓の位置から伸びる水晶と同色で半透明の鎖」と繋がっている。
この鎖が（他の心象武器や壊人のオーラ等によって）断ち切られてしまうと武器の持ち主は命を失う、無論生半可な力では切られないものの、油断は決してしてはいけない。
生身を傷つけることは無く、壊人のオーラや、コアのみを叩くことが出来る。