ナレーター 2021-01-13 17:01:22 |
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>>921 工藤さん
はい、でも…俺の欲しいCDは置いてなかったっす。
(一度首を縦に振ってから、苦笑交じりの表情で肩を竦めてみせて。相手の買おうとしているCDは自分も知っている有名バンドのものだが、改めてCDジャケットを見ると初回限定版であることに気づき、微かにあっと声を出して。そのCDを指差しながら、「それ、よく見たら初回限定盤じゃないっすか! めっちゃ人気で予約終了が早かったーって友達が言ってました。工藤さん、予約できたんですか?」と少々驚いたように目を瞬かせ)
>>922 小百合ちゃん
あー、そゆこと……うん、なるほどな。
(不安そうな様子で尋ねてくる相手から、すっと目を逸らしつつ口の中で小さく呟き。過去にも同じようなことがあったなと思い出し、今回も双子の兄と間違われているのだろうと推測して。人違いには慣れているし、相手に悪気がないことも理解しているが、なんとなくいい気持ちはしなくて。少しからかってやろうか、なんていたずら心が芽生えてはやや俯いて目元に片手を当てた後、「あはは、ごめんごめん。ちょっとした冗談だよ。いつもの僕と雰囲気が違っててびっくりした?」とかなたの口調を意識して穏やかな声で告げて)
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