夢現　/　無登録

　夢に現れる詳細不明の青年と交流するところ。
　NL／BL可。寧ろ推奨。BLは不慣れだけど大目に見て。

　ここは君の夢の中だから、ロルの中にソファが出てくればいつの間にかソファがそこにあるような、そんな世界観。



一、こちらは完也。そちらはご自由に。

二、初回はPFを提出して「はじめまして」から。二度目以降はPFは置いても置かなくても。

三、ロルの長さはお好きなように。ただ、会話があまりにも枝分かれした返事は疲れるから勘弁。



　詳細不明の青年:
結良 - Yura / 男 / 見た目は18～20 / 容姿は好きに想像して

　参考PF:
名前 / 性別 / 年齢 / 簡単な容姿

　〈　募集開始　〉

　最初はお試しみたいなものだから、気軽にどうぞ。

結唯 - yui / 女 / 20歳 / ミルクティー色のセミロング / 黒目がちの瞳


ここは…（眠りから覚めたようにふっと瞼開き、ゆっくりと身体起こし辺り見渡せばどこかで聞いたことあるような声音の呼びかけにに顔そちらへと向け）…あなたは？

>結唯
　…初めまして。(　こちらを向く顔と目が合えば、取り敢えずといった様子で挨拶を一言。続く問い掛けには「俺は結良。結ぶに良いって書いて、ゆら」と名前だけ答えて　) そっちの名前は？

　〈　募集終了　〉

　またね。君の今日が、幸せな一日でありますように。

　〈　募集開始　〉

　… (　真っ白な空間に、無言で紙を捲る音だけが響く　)

桔梗 / ききょう / 女 / 21歳 / 艶のある黒い長髪 / 同色の瞳 / 眼鏡着用

……此処は、何？(　ふと気付くとそこは白く何もない空間で。不安を感じ辺りを見回し、耳を澄ますと聞こえてきた音に声を掛け　)誰かいるの？

>桔梗
　…どうも、初めまして。(　聞こえてきた微かな声に顔を上げると、そちらへ向かって行き。今の時間が分からないために、『おはよう』とも『こんにちは』とも『こんばんは』とも言えず、無難な挨拶。　)

>結良

初めまして。私は桔梗。漢字は花の名前そのまま。ええと、あなたは？(　桔梗の花を思い浮かべると、都合よく青空の下に咲き誇る。夕方くらいか、ぼんやりと月が浮かぶのが見えて　)

>桔梗
　へえ、…綺麗。(　一面に咲く桔梗の花を見れば、『花が』なのか『名前が』なのか主語を付けずに感想を零し。屈んで桔梗の花を一輪摘むと、花瓶に挿しつつ　) 俺は結良。結ぶに良いって書いて、ゆら。…これからどれくらい逢うことになるか分からないけど、覚えててくれたら嬉しい。

>結良

ゆら、覚えたわ。(　名前をそっと繰り返し、花を愛でるように如雨露で少しだけ水をかけてやり。花瓶を彩るそれを見ながらソファーへと腰掛け　)夢なら、これ限りの可能性もあるものね。

>桔梗
　…桔梗は、ここが夢の中だって分かってるんだ？(　返ってきた言葉に一瞬だけ目を丸くすると、興味深そうにまじまじと見て　) そう。夢なんて自分の意思では操れないし、目が覚めれば大抵忘れるものだから。

>結良

現実だったら、こんなに自由にできないもの。(　珈琲を飲みながら平然と告げるのはリアリストゆえの答えで。伏し目がちにぽつりと　)忘れたら、また初めましてになってしまうのかしら？

>桔梗
　…ふ、なるほど。(　早速状況に順応している君に思わず笑み零し。隣に座ると、自分のマグカップにもポットの中のコーヒーを注いで。ふいに紡がれた質問に、意図を汲み取ろうとするように横からじっと顔覗く　)

>結良

……どうかしたの？(　端正な顔立ちで視線を向けられると気にしないでいるのは難しく。平静を保ちながらも目を合わせることはせずにいて。できるだけポーカーフェイスで珈琲をごくりと飲んだ、少なくとも自分ではそのつもりで　)夢とはいえ、せっかくの縁がなかったことになるのは悲しいじゃない。現実で会えないのなら、尚更。

>桔梗
　変なこと訊くなと思って。(　こちらに注意を向けないままコーヒーを飲む所作を何の気なしに目で追いつつ、尋ねられるままに答えて。汲み取ろうとした意図が君の口から説明されると、そっと頭の上に手を置いて、子どもを宥めるように　) 悲しいのは想像してる今だけ。忘れれば思い出さない限り悲しくなんかならないよ。

>結良

お互い全部忘れて、最初から。それってどうなの？……貴方は随分、ドライのようだけど。(　頭の上に置かれた手。子どもに対するようでいて冷たさを含んだ言葉につい文句を言ってしまいたくなる。幾ら言葉を交わしたとて、忘れるのなら無意味なのに　)

>桔梗
　どうしようもない事を考えて悲しくなるより良いと思っただけ。俺だって別に忘れたくないわけじゃない、…桔梗が、ずっとこの夢から醒めなければいいのにと思うくらいには。(　棘のある言葉を向けられても、口調は依然穏やかなままで。言い訳するでも、弁解するでもなく、やや視線を落として最後に滲ませた本音は独り言のように　)

>結良

確かに醒めてしまえば終わりなんだろうけれど。でも、会える保証がないのは悲しいものね。(　心に暗い影が落ちるような、そんな気がした。感情の起伏の少ない貴方が消えてなくなってしまう、根拠も確実性もない怖さが浮かんで。思わずすがるような言葉を口にし　)……今だけは、覚えていて。

>桔梗
　…桔梗。(　ふいに名前を呼んだかと思えば、先程桔梗の花を挿した花瓶をテーブルの上に置いて　) これがある限り、俺は君のことを忘れない。(　何の根拠もない気休めであることは、自分も、きっと君も分かっているのだろうと思いつつ、それでも真っ直ぐに告げ。しかし、後から何となく気恥ずかしくなって、「無くても忘れないけど」なんて冗談めかして最後に付け加える　)