誰かの残した手記 2020-12-07 02:07:08 ID:9c1004cee |
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【BAR・アシュリー(店内~店外)・(夜間へ移行)/ダグラス、ジム、????→八尺様】
>>大和守安定、 五虎退
ダグラス「“夜は弱くなる”?――暗がりは苦手という事か…それとも他に理由が?ゾンビか、映画に出て来る様な奴か?」
ジム「どっちにしたってゴコタイやヤスサダの連れにとってはヤバいんじゃないかい?――ゾ、ゾンビ!?…まさかこんな場所でまで、いやこのイカれた場所なら寧ろ出て来てもおかしくない…な」
(二人の話す“ホタルマル”という仲間はどうにも“夜間”は苦手らしい、それは精神的な意味のモノなのか、身体的に障害が出てしまうという意味なのか、何れにせよその人物が危険な状況なのは間違い無いだろう。その一方で、ヤスサダが商店街で遭遇したという“ゾンビ”という単語に、壮年の探偵はいわゆるゾンビ映画で出てくる様なモノを想像し、一方の黒人の地下鉄職員の若造は何処かしらただ怯えるというより見知ってる様な反応を思わずしてしまう。)
>>エメリア・ヴォルド/シン・キスク
ダグラス「其方の連れも“図書館”か――何とも間の良いというか悪いというか…」
ジム「やっぱり人が集まる場所なんだろうな。隠れる場所も多いだろうし」
(破けかけの夜会ドレス姿からすっかり行動的な服装に切り替え、得物の50口径オートをガンベルトに収める女警部補の大まかな推定を聞いて壮年の探偵は頷き、地下鉄職員も納得した様子をみせつつ)
>>Mike、BAR内ALL
ダグラス「!!ッ…」
ジム「うぇっ!?」
ジャッ(ショットガンを構える音)
(臨戦態勢で霧と夜の暗がりで視界の悪い通りに踊り出たゴコタイ――先に見えた“誰か”紫掛った奇妙な青年――その肌色はかつての職業柄探偵にとっては見慣れたもの、即ち死人の其れ…この時点で最早その“誰か”が人かどうか怪しくなってしまうが、どう判断したのかあの軍服の少年、と恐らく美丈夫な剣士はその“誰か”を無害と判断、そのまま別に現れた霧の中の有象無象の怪物に対して応戦の構えを見せて…)
ダグラス「ヤスサダ!エメリア警部補、バックアップを頼む!」
(“誰か”が不意をついて怪物に蹴りを入れ、混乱してのたうつ怪物を前に、“誰か”を庇う様に立ち塞がり応戦の構えを見せているゴコタイの傍らでレミントンM31を構えて援護する構えを見せて)
DOGON!
ジャゴッ
DOGON!
ジャゴッ
ダグラス「坊主、早くこの男を店の中へ……」
『ぽぽ、ぽぽっぽ、ぽ、ぽっ…』
(のた打ち回っている怪物が再び起き上がって襲い掛かってくる前に始末してしまおうと、立て続けにショットガンを撃ち込む壮年の探偵だが……ここで再び耳にしてしまった。つい先刻に現れていたおぞましき“何か”の気配と――其れの濁音めいた声を、その声は丁度、応戦の構えを見せていた軍服の少年――ゴコタイの背後から前触れ無く聞こえて――再びその長身の“ナニカ”の影が薄っすらと輪郭を形作り始め…)
【少々分けます】
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