誰かの残した手記 2020-12-07 02:07:08 ID:9c1004cee |
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【廃地下鉄駅/アルバート・トレイシー】
>>加州清光
アルバート
「…ん…?」
(彼は自分を見つめる視線に気付いたらしく鼻歌を止め、目線を返した刹那にSIG SAUER P220を構えるが少し観察して敵ではないと認識したのか拳銃の銃口を下げる。少し沈黙した後彼は「…僕が、どうかしましたか?」と口元には作り笑いを浮かべたまま、丁寧な口調で相手に問い掛けた。「…ああ、そういえば貴方も見てました?全く、幸運ですよねぇ。あの化け物、急に動きが遅くなって…それで倒せたんですよ。祖父が守ってくれたんですかね。」いっそ白々しいほどに謙遜し、あくまでも「偶然の幸運」を装うかのように今更恐怖の表情を口元に浮かべてみせて。)
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