誰かの残した手記 2020-12-07 02:07:08 ID:9c1004cee |
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【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム】
>> 五虎退
ダグラス「いいって事だ、気にするな。」
(軍服の少年から礼を言われて、当然の事をしたという様な反応で壮年の私立探偵は軽く手を振る。)
(これからどころか今現在何が起きているのか自体さっぱり分からない異常な状況下だけに、一先ず出来る範囲の備えは必要だった…図らずしてある意味セーフゾーンと呼べる場所を確保できたのは幸運と言べきなのかもしれない――しかし、何か引っ掛かるモノがある…と探偵は一人で頭の中をこねくり回していたが、取り合えず軍服の少年ともどもあの目利きの地下鉄職員が店内からかき集めたモノを吟味する事にした。)
ダグラス「…成る程、やけに年代モノばかりだな。」
ジム「一応、使えるかどうかは試したけどな。――なんか変なんだよ。古過ぎるのに…物としては間新しいって感じでさ…」
ハロゲン式懐中電灯×3(かなり旧式だが頑丈な作りになっている)
缶詰数食分(内容はお馴染みのベイクドビーンズやらピクルスやら)
12ゲージショットシェル×2(12発入り)
灯油缶×3(2リットル入りの灯油缶)
酒類×12(バーボンやらウイスキーやらワインやら)
ツールボックス(簡易工具箱)
怪しげな瓶入りドリンク×6(恐らく栄養ドリンクの類だろうが内容物は不明)
使い古しのバール×1
消防斧×1
コルトM1917リボルバー(旧式の45口径軍用リボルバー、装弾数は6/6)
奇妙なキャンドル×4(奇妙なデザインの装飾が施されたロウソク)
奇妙な銀貨×3(奇妙な紋様入りの銀貨)
(雑多だがそこそこ役に立ちそうなモノも含まれている、食料品は取り合えず必要に成るだろう、多少武器になりそうなモノもある。少し大き目のハロゲン式懐中電灯を私立探偵は地下鉄職員と、軍服の少年に一つずつ手渡す。自分は自前の携行ライトがある為もう一つは他に誰かが来た時に渡すまでは予備として於いて置く事にした。)
ジム「そういえば、キミにゃ自己紹介がまだだったっけ?オレはジム、ジム・チャップマン、まぁ好きに呼んでよ。」
ダグラス「…ダグラス・カートライト、フリーで私立探偵をしてる。」
(という形で自己紹介を済ませる。)
―
>> ジョルノ
(――その一方、霧の中を他の誰かを探して探索している一人の男、BAR近くまでやって来た彼に窓越しに気付いた私立探偵は用心深く、BARの正面ドアをゆっくりと開くと、声を立てずに大きく手を振る。…まだ遠目故にまともな人間なのかは分からないが、取り合えず生存者ならば放っておくという選択肢は無い。数は力なり、という訳ではないが――こういう状況ではマンパワーが必要だ。)
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