誰かの残した手記 2020-12-07 02:07:08 ID:9c1004cee |
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○プロフィール(版権)
名前:ジョルノ・ジョバァーナ
作品:ジョジョの奇妙な冒険
性別:男
年齢:15
容姿:髪色は金髪だが、昔(少なくとも本人の回想の中で育っていた位までは)は黒である。染めたのではなく、父親からの遺伝らしい。髪を伸ばしており、後ろで編んでいる。
何よりも目を引くのが前髪にある「わっか」(一応、前髪をカールしているらしい)で、その特徴のためファンからは「コロネ」と呼ばれている。
備考:常に冷静で理知的。あの熱血漢ジョナサンの血が流れているということを忘れそうになるぐらいである。また、ラッシュ時には「無駄無駄」と叫ぶ、ヒートアップすると「WRYYYYYY」という咆哮を上げるなど、父との共通点がいくつか見られる。
無表情なことが多く、味方からも「何を考えているのか分からない」と言われることが多い。
ただ、ジョースター一族特有の正義感と覚悟の強さはしっかりと受け継がれており、そこに加えてとっさの機転が回る頭脳派な一面も備えている。
第5部の作風を体現しているかのごとく、"黄金の精神を備えた正義漢"であると同時に犯罪行為には全く抵抗の無い"ワル"でもある。法の正義は彼の正義とは異なるのだ。
幼い頃から家庭にも友人にも恵まれず、治安も悪い過酷な環境で孤独に生き抜かざるを得なかったという、歴代主人公の中でも特に不幸な生い立ちのせいなのだが、その初登場シーンは空港の警官を賄賂で買収し、前作第4部の語り部・広瀬康一を無免許運転の白タク行為で招いて彼の荷物をブン盗り躊躇なく売り捌く、という、流れるような不法行為の数々であった。
爽やかな人当たりを装いながら生きるための悪事を平然と繰り返していた第一部の頃の父親ディオとの共通項を連想させる。また、見た目は典型的な不良学生でありながら素行は比較的に優等生とも言えた前作主人公・東方仗助との対比でもあったのだろうか。
兎にも角にも、己の目標や目的を達成するために大局的・客観的にモノを見ることができ、それを実現させることのできる器量と行動力を有している。その覚悟と器の大きさは、味方からも感嘆や敬意で表されるほどの「凄み」にあふれている。
相手が自身の障害となると考えればそれを躊躇なく排除する冷徹な一面もあり、序盤で襲撃を掛けてきたブチャラティに対しても、彼が恐るべき本物のギャングであると承知の上でビビること無く抹殺を決意するほど。
ジョナサンたちが第一部でディオに勝利した後、戦いの終結を願って石仮面を破壊したのに対し、ジョルノが第五部最終回にて入手した「矢」を「破壊しない!」と宣言して未来のために利用しようと決断するところは、ジョースター一族とDIOの性格が合わさった彼の主義が強く現れている場面であろう。
一方、そのジョルノ="Giorno"という名前がイタリア語において吸血鬼DIOの弱点である太陽を意味していたり、ギアッチョとの戦いのクライマックスでは登りゆく朝日を背に無駄無駄ラッシュを炸裂させたり、自分さえ良ければ他はどうでもいいというまるで父親のような倫理観皆無で最悪級の利己主義の持ち主・チョコラータをジョジョ史上最長となる激烈なラッシュで憤怒と共に断罪するなど、実父DIOとの対照や否定が垣間見える描写もしばしば成された。
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