【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索】霧と灰の街【ホラー要素有り】

【BAR・アシュリー(店内)/ジム】

(飛び出して行ったダグラスに続いて、畜生、仕方ねぇ！と吐き捨てて道中で拾った鉄パイプを片手に屋外へ飛び出そうとした地下鉄職員だったが、外へ出掛けた途端――距離がある分はっきりと“見えた”何かの影に思わず足を止めて…)

ジム「な、なんだよありゃあ…」


【BAR・アシュリー(店外)/ダグラス、ライングフィギュア×6】


>> 五虎退

(霧の中、声のした方へと駆け寄って行くにつれてその変わった格好をして、尚且つ何故か大き目の
ゴツめの子猫らしき生き物を数匹抱えたエレメンタリースクール位の歳らしき外見の少年が一人見える。)

ダグラス「おい、こっちだ坊主！」

(腕を振って間近まで近付き…其処でふと周囲の空気が変わった事を察する。)

ダグラス「クソッ――来やがったな。」

■■■■…

(――短刀を手に周囲に気を張りながら泣きっ面で走る少年の周囲に奇妙な錆び臭さを伴って現れ始めるのは歪なヒトガタの異形…その姿は両腕を拘束された人間が、頭から全身をゴム状のもので覆われた様な形態をしている。その体躯のあちこちに裂け目があり、腐食性の黒い液体を垂れ流しにしながら形容し難いおぞましい異音と共に数体、身をくねらせて歩み寄って来る。)