誰かの残した手記 2020-12-07 02:07:08 ID:9c1004cee |
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【BAR・アシュリー(店内~店外)・(夜間へ移行)/ダグラス(交戦中)、ジム、八尺様(顕現・交戦中)】
>>大和守安定、 五虎退
パパパパッ―バギギギギギギギギギギン!
八尺様『■■■■■■!!!!』
(――明確な“形”、即ち白いワンピースを着て帽子を被った長い黒髪の大女―――清楚な見た目で実際佳人な、しかし明らかに常人ではないその長身と、隠し切れないほどの強大な禍々しさは最初に遭遇した際のそれからまるで変わらない。――その異質な存在は軍服の少年の背後に現れたと同時に――前方からヤスサダの号令の下放たれた銃弾の雨が撃ち込まれ――それらの銃弾は少なくとも“付喪神”たる“刀剣男子”という存在の振るう力という性質上、ただの銃撃よりは効果があったらしい。火花が散り多少なり怯んだ様子を大女の怪異は見せる。)
ダグラス「――コイツは一体何なんだ!?…そもそも何で坊主(五虎退)にばかり執着してるんだ?」
DOGON!
ジャゴッ
DOGON!
ジャゴッ
(ヤスサダの攻撃に合せてショットガンを発砲しながらジリジリと後退しつつ、壮年の探偵はそんな疑問を口に出す。――無論問いたところで答えなど返ってくる筈も無いが、結果としてすんなりと状況判断をしてゴコタイの進言に従ったあの手負いの“紫色掛った青年”はBARの方へと先に退いてくれた。目的としての要救助者は救い出せた訳だが…)
八尺様『■■■■■■―――ふふ』
(覚悟を決めて振り返りこそせずとも、強く抗う意思を示す軍服の少年に、――ヤスサダの召喚した銃火やダグラスのショットガンの射撃を受けてそのまま弾く様に火花を散らす異様な長身の佳人は、禍々しい雰囲気はそのままにゴコタイに対して“人の言葉”で優しげに囁く。)
八尺様『私・我・妾は――お前・貴方・君が欲しい。』
――――
―
>>Mike、エメリア・ヴォルド/シン・キスク、BAR内ALL
ジム「わっ…アンタは先ず自分の身の心配をしなよ!(心※…そもそもコイツ“生きて”るのか?)」
(BARのドアの前で駆け込んできた相手、どうにも生きてる常人にはあの生物災害の地獄を生き残って来た黒人の地下鉄職員の若造には見えなかった。…心なしか腐臭も微かにするような…とはいえ見た目であれこれ言う前に正気らしいのは確かなので、諌める様に先ずは自分の事を気にしろと釘を差しつつ、―店外の妖しい夕闇と霧の中で閃く銃火と銃声――)
ジム「オカルトなんて大して知識は無いけど――何かこのコインとキャンドル、妙な感じがするんだよね…ひょっとしたら役に立つかも?」
(コインは兎も角、怪しげな装飾が施されたキャンドルに関しては、何だか教会なんかに置いてある物に近い香料の匂いなんかもする。――ひょっとして魔除けなんかに使えるんじゃないかとジムは感じていた。)
ジム「警部補さんとシンはどうする、外はもうじき夜だし、間近であんなヤバいのが出て来てる訳だけど――今の内なら注意が引けて移動する分には安全かもよ?―ただ、あんまり時間も無さそうだけどね。」
(といいつつ、移動する場合は多少の気休めにはなるかも知れない奇妙なキャンドルを一本、エメリアに投げ渡す。)
ジム「で、オレはいつあのとんでもないデカい女にこのキャンドルが有効か試すか……やけくそみたいなモノだけど」
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