誰かの残した手記 2020-12-07 02:07:08 ID:9c1004cee |
通報 |
【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム】
>> 五虎退
ダグラス「…今度はなんだ?」
ジム「へっ…?」
不意に濃霧の中から聞こえてきた幼い誰かの切羽詰まった悲鳴じみた声、ーー割と小さかったが不気味な静寂が支配するこの場所では耳を澄ませば聞こえてしまう。
ダグラス「子供?ーーなんだってこんな所に!?」
ジム「ヒッ…それよりマズいぜ、"奴ら"にもきっと聞かれちまってるよ。」
そこから言葉を繋ぐより先に動いたのは私立探偵の方だった
築いたバリケードの一部を蹴り倒してショットガン片手に霧の中に飛び出し…
ダグラス「おい!、そこの坊主、動けるか!?」
声を掛けながらあたりを警戒しつつ…
ダグラス「ここまで走って来れるなら今すぐに急げ、無理なら少しそこで待ってろ!…あまり声を立てるなよ。」
そう呼びかけて相手に近付いて行く。
トピック検索 |