梨花 2020-12-03 17:28:10 |
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鈴華「…そんなの、綺麗事だよ…何処まで行ったって、誰かを信じようとしたって、結局…全部私の一人縋り…みんな、私の事なんか誰も見向きもしない。誰も気にも止めない。さっきだって、私は逃げようとせず奈緒達の足を引っ張るだけだった。みんなどうせ、ただ偉そうにして1つも役に立たない奴だって、要らないやつだって思ってるに決まってるよ」
朱莉「違う、そんな事ないよ!鈴華ちゃんがいるから、蒼銀の騎士団も、shining dreamもやって行けるんだよ!鈴華ちゃんが足を引っ張ることなんて、何一つ───」
鈴華「何でそんなことが言えんの?無駄な気遣いご苦労様、心の底では一つも思ってない癖に、本当は面倒臭くて問題起こしてばっかの厄介者としか思ってない癖に」
朱莉「そんな事ないよ、私はちゃんと本音を言ってるんだよ!」
鈴華「もうだめなんだよ…私にかける言葉全て、嘘に聞こえるんだよ。心の音だって、全部ノイズが掛かってわかんないよ。心無い慰めだけの空っぽな言葉なんて、耳が腐るほど今まで聞いてきた。そんなの、もう聞きたくない」
朱莉「鈴華ちゃん…どうすれば、信じてもらえるの…?」
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