漫談家 2020-11-26 23:01:47 |
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>三木君
入れ違いになってしまって申し訳ない。一度縁が結ばれたのだからいずれはまた会えるだろうと、その日を楽しみに待たせてもらうよ。どうか夜道に気をつけて、おやすみ。( 挨拶代わりに緩く片手を掲げ )
>田鶴君
だろう?明日の朝には俺と君、二人仲良く凍死体として雪に埋もれているかもしれないね。( 愉快そうに笑みを深めつつ炬燵へ歩み寄り )黄泉への道連れが出来て嬉しいよ。此処で会ったのも何かの縁だ、冥土の土産に君の名前を聞いてもいいかな。( 相手の向かいに腰を下ろし不吉な冗談を重ね続けて )
>空閑君
やあ、こんばんは。右も左も分からぬ迷子が邪魔をしていて申し訳ない。( 相手の姿を認めればするりと脇に避け )どうにも場慣れしているようだけれど、君がこの屋敷の住人かい。仮にそうだと言うのなら、聞きたい事が山のようにあるんだが( 会社員らしき出で立ちを観察しつつ微かに首を傾げ )
>宇佐見君
……君はなかなかに勘が良いね。若い身空で大したものだ。誰でも歓迎すると書いてあったものだからつい、墓の下から呼ばれてしまったよ。( 薄い笑みのまま目元だけ愉快そうに細め、ゆったりと相手に歩み寄り )君はお化けは嫌いかな?( 言いながら冷えた手でわざと相手の頬に触れ )
>柳君
やあ、こんばんは。どんな物の怪が出てくるかと思えば屋敷に似合いの美丈夫か……君になら化かされてみるのも一興だ。( 繁繁と相手を見つめると何処か喜々として独りごち )此処は君の根城かな?俺は化野、人間の身の上で勝手に寛がせてもらっているよ。( 炬燵の天板に頬杖をついて片手を掲げ )
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