◆　　金魚鉢　　◆　BML　/　無登録　

>暁月さん


！……こんばんは。（　放心していたが、はっと意識を取り戻すと慌てて頭を下げ　）申し訳ないです。此処にこんなに人が居るの、初めて見たから驚いてしもて。…はじめまして。申し遅れましたが、柳、言います。（　少々訛った標準語で挨拶を済ませ、示された場所に腰を落ち着けると、落ち着かない様子であたりを見回して　）お隣、失礼します。



>榎室さん


どうも、…はじめまして。（　声のした方に顔を向けると、反射的に会釈を　）こんばんは、柳…言います。驚いてしもて、こちらから挨拶もせずに申し訳ないです。俺で良かったら話したってください。（　緊張した様子で貴方に近付くと、眉下げつつ薄い笑み浮かべ　）



>加賀


……加賀、（　聞き慣れた戯けた声にほっとしたように貴方の方へと顔を向け、安堵の溜息を漏らし　）お疲れさん、めっちゃ人居るからびっくりしてもうたわ。おん、……賑やかでええな。（　賑わう居間を見回し、口元を緩めながら首肯すると穏やかに呟き　）さっきまでやっとったんやけど……ざんねん、今年の冷やし柳の提供は終了してんで、（　頬を僅かに擦り寄せてから離れ、にいっと笑み返し　）



>北山くん


北山くん、おかえり。…頼むから謝らんで、…ありがとうなあ、北山くんの気持ち、ホンマに嬉しかった。（　貴方の姿を認めると目を見張り、心から安心したように頬を綻ばせ　）……せやけどな、北山くんが気ぃ遣って此処に来なくなるとか、寂しいこと言うとったから。俺が言うんも違うかもしれへんけど、そんな理由で北山くんが来なくなるんはいややねん。（　ほんの少しばかりむっとして、貴方を見下ろし　）北山くんも、一日お疲れさん。…はい、これでこの話はおしまいな。（　ぽん、と貴方の頭に手を置いてから離し　）これからもよろしくしたって。



>宇佐見くん


お茶、ありがとうな。……せや、これ持って行き。（　プリンがおさまった洋菓子屋の紙袋を持たせると、ゆるく手を振って見送り　）また、そのうちゆっくり話せたら嬉しいわ。気ぃつけてな。…今日も一日お疲れさん。おやすみ、宇佐見くん。