◆　　金魚鉢　　◆　BML　/　無登録　

>北山くん


言うてくるやつも…おるかな。………！？（　辿々しく問い掛けに答えたのも束の間、頬に一瞬触れた熱に面食らってぱちぱちと瞬きを繰り返し　）おう、約束や。ほうれん草味のケーキてどんなんやろ…気になるわ。（　男に二言はない、といった風に頷き、聞いたことのないスイーツに目を輝かせ　）結局コンビニさんに一番お世話になっとるし、ええって思うのはめっちゃわかるわ。…クリームたっぷりがやっぱええよなあ。（　顎に手をやりながら、うんうん、と同調するように小さく頷き　）俺んために？ほんだら、俺は北山くんのために色々シュークリーム買うてくるわ。………おお、もうこんな遅い時間なんやな。めっちゃ楽しかったわ、また話したってくれ。気ぃつけてな。（　帰ってゆく貴方の背中を手を振り見送った後、ぼんやり片頬を抑えて、ぽつりと呟き　）…北山くんの年齢聞かんかったけど、最近の若い子ぉは積極的なんやなあ。それとも挨拶の一環なんやろか。


>加賀


元々おもろいんやから、俺んことはあんまし関係ないような気ぃもするけど……まあ、加賀の役にちょっとは立ててるてことなら、良かったわ。（　きょとん、としながら首を傾げ、こみ上げる嬉しさを抑えきれないというように口元をむずむずとさせ　）………そうか？自分、かっこええと思うけどなあ、俺は。（　近付いた距離で再びじいっと相手をまじまじと見つめ、素直な感想を述べ　）ホンマや。…ばくばく、言っとるな。（　服越しにもわかる心臓が早鐘を打つ様に、自らの心臓の音も少し早まるのがわかって、じわりと耳が熱を持ち　）