漫談家 2020-11-26 23:01:47 |
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>榊
残念、あんたの虚言で一杯。空きが出たら覚えとくわ。( 陰りのある声に表情を戻せば寄指で軽く蟀谷を叩いて見せ )貰った恩は死ぬまで忘れないタチなんだよ。健気だろ。…あ、生徒のほうだった?悪ぃね、それにしちゃ貫禄あるモンだから。( 誇るでもなく淡々と嘯き、幾度目かの指摘には白々しく缶で口元を隠しながら恍けてみせて )榊くんにしちゃ早いだろ。…まぁいいや、おやすみ。お相手どうも。( 時計を見上げ淡々と茶化しつつ一応緩く片手を振って )
>入江
ここはイメクラじゃねえんだよ入江爺ちゃん。毎日言ってるだろ。俺が世話焼くほうが好みってのと一緒に覚えといて。( 相手の風貌にさして歳の差も感じなければ溜息混じりに揶揄いの道連れとして。グラスを傾けながらウイスキーを手に取り、相手のグラスにもしれっと許可なく注ぎ )…どうせ惚れ直してくれないんだろ。じゃ、窒息死しようが胸焼けしようが遺産はやらねえから。( 押し付けられるクッキーへ微かに眉根を寄せ、噛み付くように受け取ればガリガリと噛み砕きながら適当をほざき )あー、行ってらっしゃい。今度は塩辛い奴でよろしく。付き合ってくれてどうも。( 慌ただしい姿に何処となくストレス源を見出してはひらりと手を振りつつ去り際に強請り )
>夜城
そ、お忍びデート。店の外連れ出すと金掛かるから。クソ暑い海とか行って死ぬほど焼いてみてもいいけど。( 配慮も躊躇もなく水商売のシステムを揶揄に変え、見つめる肌へ思いつくまま矛盾した提案を付け足し )さっきは可愛かっただろ。こないだはありがとうってわざわざ。( 相手こそ何を言っているのかと言わんばかりに首を傾げ、冗句の抜けた自然な声音で指摘し )社会勉強。変な客に一杯食わされないようにっつー俺の優しさだよ。( 引き寄せた頭を手慰みにぽんぽんと叩きながらそれらしい言い訳を語ってみせ )鮫の話してんの?…まぁ、そういうのは片足突っ込んだほうが悪いだろ。夜城くんもつま先くらい浸かってるかもよ。( 偏ったイメージを半笑で茶化し、脅すようにわざと耳元で囁いて )
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