穏やかな同僚の秘密（〆）

だろ？　他のゲームと違うのは自由な行動が出来ることだ。で、リュックを背負った人物は辺りをキョロキョロと見回しており、やがて君の方を見た。彼は20代後半の若者で、見た目はこんな感じだ
（キャラクターのイラストをPCで表示して。さわやかそうな青年である。「青年は君に気付くと近くまで駆け寄ってくる。彼は商店街の七夕イベントのために竹の交渉へやってきたが、目的の屋敷が見つからず、一旦外に戻ろうにも戻れなくて困っていたのだと言う。で、あなたはどうしてここに？　と尋ねてくるぞ」と描写を続けて。「よし、ここでキャラシートを見てくれ。秋山の《心理学》の技能は70ある。でもって《心理学》の技能に成功すればこの青年が言っていることが本当か嘘か調べることが出来るんだ。《心理学》の結果は本当なら秘匿するんだが、わかりやすいようこのセッション中は結果を公開しよう。100面ダイスを振ってみてくれ。70以下が出れば成功だ」とサイコロを相手の前に置いて）


（/なかなかお高かったのでですが、面白いですよ！　い、いやー、怖そうなゲームなので自分に出来るか分からなくて汗。
それはそれは、はまってしまいそうですね笑。
猫カフェイベが楽しみですね！　頼りになる結城さんを楽しみにしております！
いえいえ、そう言って頂けるとイベントを考えるのも楽しくなります！）

ふむふむ。…え、こいつの言ってること信じちゃいけないの？それを調べるのか…細か。
(相手の言われるままにキャラのイラストを見ては既にコイツが何かよからぬ怪物なのではと勘ぐっていたものの普通の青年で少し安堵したように息をつき、その後の説明を聞くなり全て疑ってかからないといけないと改めて思わされキャラシートを確認しながら今度は違うサイコロを受け取るなり「100面ダイスってなんだよすげーなコレ…初めて見たわ。」と驚きをそのまま口に出しては成功の目が出るよう祈りながらテーブルに放り「……、えーっと、これいくつ？24？」あまりに面が多くどれが一番上に来ているのか身を乗り出して目を懲らすと数字を言って)


(/高そうですね…そこまで準備されているのならもはや買ってしまった方が…と思わなくもないですが笑。そんなに怖いんですか？まぁ怖いのレベルは人によると思うのであれですが…。
以前嵌った実況も全部制覇しました…あれこそ相当時間を要しましたがあの頃は実況優先でした笑。
あまり頼りにされると期待を裏切ってしまわないか心配になります笑。
なんだか派生イベントをお任せしてしまって申し訳ないです…ありがとうございます！)

信じてもいいし、疑ってもいい。まぁ今はどうやって技能を使うかのチュートリアルみたいなもんだ。なかなかの衝撃だろ？
（味方に見せかけて実は敵だった、というパターンがある場合もあるが、初心者にそんな難易度の高いことをするつもりはなく、青年もお助けキャラのつもりで登場させていて。100面ダイスに驚いている相手を見て楽しげに笑って。「お、24なら成功だな。秋山は青年が嘘をついているようには思わなかった。で、今秋山は青年にどうしてここへ来たのか聞かれている状態だ。秋山は何て答える？」と、どう行動するか尋ねて）


（/少し動画を見た印象がバイオハザードっぽかったので。動画として見るのは良いのですが、自分でやるとなると腰が引けてしまって。
全部制覇はすごいですね！　実況見るのは楽しいですよね！
あまり気負わずまったりやっていきましょう。
いえいえ、私も考えるのが楽しいので問題ありません！）

どうそて？…秋山は俺だな。んー、嘘なく事実を伝える。竹林の管理者である押水さん？て人に会うために来た。
(降ったサイコロの目が成功となればよし！と握り拳を作ってガッツポーズし、話が先へ進めば自分に問われる内容には相手を見るなり一瞬考えるも素直な自分の気持ちを反映して全くキャラになりきることを忘れて青年を信用するなり嘘偽りなく理由を話し)


(/あ、なるほど。それわかります…観るのは好きだけど自分がやるのは別って言う笑。私もそのタイプです！なので自分でホラーゲーム持ってません、手元に置いておきたくない笑。
そうですね、そう言っていただけると助かります！それでも水沢さんの気は引きたいので頑張りますが！
それなら良かったですっ。私も出来ることがあればサブでも何でも動かしますので！)

分かった。じゃあ彼は「そうだったんですか。だったら目的も同じですし一緒に管理人さんの家を探しましょう！　あ、俺は高崎幸司(たかさき　こうじ)っていいます。よろしくお願いします」と笑顔になって右手を秋山に差し出した
（高崎の台詞を言う時に声音を少し変え、微笑めば明るい口調で言い、台詞だけでなく右手を差し出して。動作をしながらというのは少し悩んだが、こちらの方がイメージしやすいかもなと思い）


（/おぉ、そうですか！自分でやると怖さも全然違いますもんね。なるほど笑。
了解しました！　その時には自由にサブを動かしちゃってください！）

おぉ……。んぇ…？あ、はい、こちらこそ宜しくお願いします。
(突然相手のキャラの台詞になった途端声音を変えて話し出す相手に感心したように声を漏らし、なりきるとはこういうことを言うのだなと演劇を観た後だった為に違和感もなく第三者のように見ていれば、差し出された手には驚いてそこまでやるのかと戸惑ったように手を出しては握手をして)


(/お陰様で新しいホラーゲームを知ることが出来たので感謝します！
こちらも了解です！楽しみにしておりますっ。ではこちらはいったん〆で！)

高崎と握手をしてその手を離した時、不意に声がかかる。幼さの残る少女の声で「どうしたの？」と聞こえる。声のした方を見れば、いつの間にいたのか、和服姿の少女が立っている。年のころは十歳前後、育ちの良さそうな女の子だ
（握手をした後手を離せば少女の台詞は少し高めの声音で言って）


（/ありがとうございます！ではまた何かありましたら遠慮なくどうぞです！）

うわっ、また怖そうな子出た……そしてお前の声も怖い。
(新たにキャラが出てくれば風貌からいかにも怪しげな少女に対し遠慮無く恐怖を口にすれば、その声音を作り出す相手に対しても更なる恐怖を掻き立てられじとりと見つめ)


(/すみません一つだけ！
ゲームはどの辺りまで進める予定でしょうか？こちら内容が分からないので何も展開に手助けが出来ず申し訳ないのですが…汗)

まぁ多少は普段と声音を変えた方が演技だってわかりやすいだろ？
（その方がキャラの台詞だと分かるだろうと苦笑いしながら。少女は押水 綾と名乗り竹林の管理者の娘さんであることが判明して。綾ちゃんに屋敷へと招かれれば、父親は何らかの研究をしておりしばらく姿を見ていないから探して欲しいと依頼され、彼女の父親を捜すこととなって。途中でフォトフレームに飾られている10年前の誕生日の写真に写っている綾ちゃんと現在の綾ちゃんが全く同じ姿であることなどの描写をはさみながら物語は進行し。家主の押水さんが残したであろう手記は途中で終えた、亡くなった綾ちゃんを蘇らせようとしたおぞましい研究成果などが探索で見つかって。高崎は若い割に妙になれているように行動しながら）

（/メインのキャラは揃ったのでここからは加速してざっくりした内容になる予定です）

さすが…恐れ入る。
(様々な声音にまんまとゲームの策略に乗ってしまっているようで肩を落とすと続けられるゲームにまた視線を戻し、ストーリーが進むにつれてホラーさながらの展開には徐々に恐怖心が増してきて「お、俺心霊とか無理なんだけど……」小さくポツリと呟けばほんの少し相手の方へとにじり寄って、探索型に先を知るのが怖くては話にならないとなんとか自我を保って話に着いていき)


(/了解しましたー！)

幽霊よりはゾンビとかモンスターパニック系の方がマシか？
（心霊が苦手だという相手に少し考えてから尋ね。物語は進んで鍵を発見すればその鍵を使用し地下への通路を発見して。暗い地下を懐中電灯の明かりだけで進んでいき、左右に一つずつある扉のうち片方を開ければ、部屋の中央に乾いた血らしきものと人の身体を縫い合わせたような少女の死体があり。そしてクスクスという人の笑い声のような音が聞こえれば高崎が姿は見えない何かに襲われて。その何かは高崎から血を吸い上げ、ようやくその輪郭が見えるようになる。それは躍動しうごめく大きなゼリーの塊のようなもので、波打つ無数の触手のついたシンクの塊のような胴体。触手の先端には吸引のための口がついており、その口を植えたように開けたり閉めたりをしている。頭もなく、顔もなく、目もない大きな塊には恐ろしいかぎ爪を持っていた。「高崎は首に刺さっていた触手を振り払い警棒を取り出した。戦闘開始だ。逃げる場合、DEXの値で対抗ロールを行い勝ったら逃げられる」と危機迫る描写を行って）

そうだな…まだそっちのがよっぽどマシだ。
(現実的にリアリティのある心霊はどう頑張っても恐怖しかなくそれが例えゲームでも想像させてしまう時点で恐怖心を煽るには十分で。進められるストーリーはどんどん話の山に差し掛かっているようで聞いているだけなのにその情景が頭の中に入ってきてしまい若干身を縮こませながら、相棒の高崎が襲われたと聞けば目を見開いて「むりむりむりっ」と小さく呟き首を左右に振って。生きていると分かれば安心したように肩の力を抜くと戦闘という言葉にぎょっとして「え…勝てるの？あ、DEXの値ってそこそこ良かったよな…とりあえず助かる道筋で頼む…」戦うにしても逃げるにしても死にたくはないと相手に視線を遣るなり助けを求め)

日本の幽霊系はゾッとする怖さがあるからな。身近な恐怖って感じか。玄関の覗き穴を覗いた先に髪の長い女性がボーっと立ってたり、暗い夜道を一人で歩いてる時にカツーンカツーンて足音だけが聞こえてきたりとか、結構怖いよな
（映像見放題の会員なだけあって、ホラーものも良く見るのかそんなことを言って。「やり方によれば勝てるかもしれないが、厳しいだろうな。高崎は『逃げましょう！』と言いながら、秋山の前に立ち、リュックから警棒を取り出し構える。どうやら先に秋山を逃がそうとしてくれているようだ。逃げるならダイスを振って85以下が出れば成功だ」と戦うのは止めた方がいいと言いながら逃げることを勧めて）

わーっわーっわーっ！！バカバカ！そんなリアルに連想させるような事を言うなっ…。お前全然怖いと思ってねーだろ！
(体験をしたかのようなやたら詳細に心霊トークを普通にされれば耳を押さえて声を上げ恐怖におののいた表情で勢いよく制止を促して、怖いよなと言う割に飄々としている為絶対平気なタイプだとじとっと見つめ。「よし、逃げよう！高崎を死なせられない！サイコロ振るぞ！」自分を庇う相棒に心を打たれ即座にサイコロを握れば再びテーブルに放って「………、えっと、52…かな？」上から覗き込むようにして出た目を呟き)

くっ……あっはっはっ！　あぁ、俺は平気だ
（堪えようとするもこらえきれず声を上げて笑えば、その楽しそうな姿からわざと相手が怖がるようなことを言ったことがバレてしまい、「悪い悪い」と楽しそうではあるものの目尻を下げ少し申し訳なさそうに謝って。「お、52か。秋山は無事部屋から逃げることが出来る。で、高崎はっと……39か。高崎も秋山に続いて部屋を逃げ出すことが出来た。部屋から出た高崎は扉を締め様子を窺っている。しばらく様子を見ていても先ほどの生物が扉を開けて出て来ることはなかった」と描写を行って。NPCを大切にしてくれていることが嬉しく、微笑ましそうにしながら「高崎は安堵したように一つ息を吐くとリュックから応急手当セットを取り出し自分の手当を行おうとする。結果は……81で失敗。自分に対して治療を行うのは少し難しかったようだ。秋山には《応急手当》が65％あるから65以下が出れば手当が出来る。どうする？」と尋ねて。高崎が警棒を持っていた李応急手当セットを持っていたりツッコミ所はあるが、相手はどんな反応をするだろうとワクワクしていて）

あーもう、笑いやがって…！
(やはりワザと怖がらせる事を言ったのだと分かりおちょくられた上に笑われてしまえば悔しそうに顔を顰めて顔を背け。「あ、よかった…高崎も逃げられた。」二人とも逃げることに成功すればホッと安堵したように息を吐いて、次いで怪物も出て来ないと分かるとこの後の展開はどうなるのだろうと相手の方へ身体を傾け流れを聞いて「…え、ああ…じゃあサイコロ振ろう。」なんだか違和感を感じれば相手の問い掛けに勿論助ける事を選択してどうか65以下が出ますようにとテーブルに転がすと「お、やった！42！手当してやれるぞ。……つーか、さっきから気になってんだけど、当たり前のように鞄から出てくる道具はなんだ？何者？なんか展開が分かってたみたいじゃね？」用意周到すぎる高崎に違和感があったのだと分かるとその疑問を相手に向けて遠慮無く質問攻めにし)

悪かったってそう拗ねるなよ
（顔を背ける相手の頬を突いて。「お、秋山は高崎の治療が出来た」と描写をした後声音を変えて「ありがとうございます。自分でするのはやりにくくて」と微笑み。相手が高崎の用意周到さに触れればえみを浮かべて「さぁなんでだろうなぁ、高崎に聞いてみるか？」とあくまで秋山がどうするのかと楽しげに尋ねて）

んむ、…別に拗ねてねぇよ。
(頬を突かれるとじとりと細めた目で相手を見るなりその手を取って離し悔しそうな顔で向き直って。相手の演技に当てられ実際に自分が施したような気さえして、何やら楽しげな様子にはきょとんと目をぱちくりさせては問い掛けにコクリと頷いて少し緊張したような面持ちで「た…、た、高崎は、…まるでこうなることが予測出来ているようじゃないか？お前はいったい何者なんだ…。」初めて秋山になりきってほぼ自分の声音で台詞のように言うと、言ってからコイツもしかして怪しい奴なんじゃと今更警戒心を持って相手を見つめ)

そうかぁ？
（そんな風には見えないが、と言いはしないが苦笑して。相手の秋山になりきった台詞を聞けば、その視線を受けながら声音を変え少し困ったように目尻を下げた後「これまでにもこういう不思議な事件に関わったことがあって、行ったことがないような場所に行く時には色々持ち歩くようにしているんです」と言った後「高崎はポケットから警察手帳を取り出し秋山に見せる」と描写して）

……え、警察？
(疑問の答えを聞けば一瞬思考が止まるも疑問は更に膨らんで「いや、だって俺刑事だぞ？なんで隠してたんだよ？」用意周到さは理由を聞くなり納得はするものの、根本的な部分で知らない情報が警官だったのだと知ると首を傾げ怪訝そうな顔で問い詰め、最初にサイコロを振って高崎の言うことを信じるという流れになったのに今ここで覆されると自分が刑事の意味をなさないのでは少しショックを受けて)