ここまで寒いとは思わなかった。 …温かいな、相棒の手は (カッコつけで背伸びしてる事は分かっていながらも子供じみた理論で反論して、冷たくさっさと歩いていく相棒に何が気に障ったのかイマイチ察すること出来ずにいて。漸く足を止めてくれると追いついて立ち止まり、彼の言葉と手から伝わってくる体温に心配してくれてると感じれば安心した様な擽ったい気持ちになり、更に確かめるように手握り返して)