さっきの気になるやつの話、…実はお前の話だ。だから、その俺もお前が、…フィリップが好きだ。 (今にも泣き出しそうな声で此方を向く相棒にそれ程打ち上げるのが怖かったのだと慰めたい気持ちと共に嬉しいと思ってしまう自分がいて。お願い通り瞼を開けてくれたのを確認すれば先程の話は全部相棒の話だと告げて、ハードボイルドの欠片もなく言葉を選ぶように視線泳ぐも覚悟決めた様に一息吐けば真っ直ぐに相手見つめて想いを伝えて)