冒険の書３ 【 RPG ／ 日常 】

>>64　魔王様

いえ、貴方は悪くありません。只なんというか...もう少しシャキッとして欲しいというか...その姿勢を正して欲しいというか。あぁ、決して貴方の実力を見くびっているという訳ではございません！我が主を脅かす天下の大魔王グウェン、その名に恥じぬ振舞いをしていただきたいだけなのです。でないとクレームを入れられる...挙句の果てには返品...（未来起こり得るであろう不幸への恐ろしさに目を伏せて）
――嗚呼、それとも。ここで『その力』が偽物でないか、証明してみせますか？（その気怠げな瞳を射抜くように見つめると、杖を持ち直して）
今の私は回復も(ほんのちょっとだけ)できる戦闘特化の聖職者ですから。


>>65　王女様

そう言っていただけると助かります、王女様。貴方のお言葉にどれだけ救われたことか。（暖かな笑顔に口元を綻ばせると）こちらも、ご期待に添えるよう誠心誠意努めていきます故。よろしくお願いしますね。
（忙しなく動く彼女を眺めながら）なる程、独力とはなんと頼もしい...何事も、自身の力で励むのは素晴らしいことですから。努力もいつも以上に実るでしょう。それで――いえ、あの、やはり王女様だけに働かせるのは畏れ多いです。（お節介とは分かっていながらも思わず口を開き）...何か、お手伝いできることはないでしょうか。


>>64　魔法使い様

いや、これは皆の問題だ。私の責任でもある。貴方が満足できるよう、何としてでもこの問題を解決せねば！神よ、見ていて下さい！私がこの子を救ってみせます！（謎のスイッチがONになると、特有の謎責任感と謎理論を展開し）
...元々体力が高い？それは...そもそも魔法使い向けのプログラムではなかったのでは...。戦士とか剣士とか、主に物理攻撃が得意な職業の――いや、ここでそれを指摘しても、貴方を否定することになってしまう。それは避けなければ。取り敢えず、先ずは特訓だ！（司祭の　やる気が　MAXになった！）恐らく鍛練のやり方がまずかったのだろう。ステッキを振り回すのではなく、魔法の練習をするんだ。MPが低いなら、低いMP消費でも出来る魔法を獲得すればいいじゃないか！


>>74　勇者様

...あぁ、主よ。私を見捨てたもうたか。何故このような者が勇者に――駄目だ。それは言ってはいけない約束だっただろう。（誰とも交していない約束を口にすると、思い切り息を吸い込み）起きろ、ああああ！！！（意味も無い叫びではなく、勇者の名前を呼ぶと）やる気も度胸も無いのに睡眠欲は強くてどうする！このゲームに『眠る』というスキルは無いんだぞ！状態異常はあるが！それとも状態異常にでもなっているのか、あぁ？
...はぁ。ほら、朝餉の支度だ。それとも永遠に眠って教会まで飛ばされるか？（聖職者とは思えぬ脅しをすると、だらしない格好で寝ている勇者の首根っこを掴み引き摺って行く）