冒険の書３ 【 RPG ／ 日常 】

>>41 魔王

こっ、これからドーンと増える予定なのよMPは！それに、いくら何でもそんなちっちゃい炎ならあたしだって──ん？えいっ！えいっ！！…あら？（子供のようにムキになり反論しながら見様見真似で人差し指をぶんぶん振るものの何も起きず、次いでステッキを必死にぶんぶん振るもののまたしても何も起きず）…と、とにかく！魔法が使えない魔法使いが出てくるゲームなんてプレイヤーにばれちゃったら大変よ。クレームが殺到して販売中止になっちゃうかも！ね？そうなったら師匠だって困るでしょ？（何とかして魔法を教えて貰おうとない頭脳を働かせた結果脅しにかかるという結論に至り、あせあせと思いっきり焦りながらしつこく食い下がり）


>>42 王女様

フリーター…ああ、氷系の呪文よね！それもかなりの上級魔法！（聞き覚えのない呪文らしき単語に疑問を抱き一瞬固まるも、すぐに適当に話を合わせてドヤ顔で知ったかぶり）えっ？改竄なんて出来るの？すっごーい！ねえねえ、その人紹介してくれない？お城でのんびり過ごせば身体がなまって力も減るかもしれないし、丁度いいわ！そうと決まれば早速お城に行きましょうよっ？（改竄というワードに耳をぴくりとひくつかせて食い気味に興味を示し、キラキラと瞳を輝かせてお城にお邪魔する気満々で王女の手を引こうとして）


>>44 勇者くん

だ、大根…！？確かにまあ魔法はちょっと下手っぴかも知れないけど、演技はかなりイケてるでしょ～？ばれたことないし、我ながらそれっぽい呪文生み出せてると思うんだけど…？？（聞き捨てならない衝撃的な発言に目を点にしてギョッと驚き、完璧だと思っていた魔法使いの振りが実は完璧ではなったのかと開いた口が塞がらず）…う……、魔導書ねぇ…あ、あれ内容が難しすぎて何書いてるのかさっぱり分からないのよぉ！そんなに言うなら勇者くんが演技教えてよね～！（向けられた真剣な表情に気まずそうに視線を逸らし、一瞬躊躇いを見せつつも己の致命的なかしこさ不足という悲しすぎる事実を大声で嘆き）


>>46 司祭さん

だ、だれが子供よ！あたしは超最強の魔法使い…になるつもりなの！（子供扱いされれば膨れっ面を向けて異議ありげにぷんすかと抗議し）そのうちかしこさもMPも、ついでに身長も！ぐんぐん伸びていくんだから。子供扱いしてられるのも今のうちね！（止められて渋々ウインドウへの八つ当たりを終え、拗ねた様子で最後にその辺の石ころを蹴っ飛ばせば、自信満々に司祭を見上げて断言し）


>>47 商人ちゃん

まったく何なのよ、どいつもこいつも……あ。商人ちゃ～ん！（小声でブツブツ愚痴りながら街中を歩いていると遠目に商人の姿を発見、大きく手を振り元気に呼び掛けながら駆け寄って）ちょっと聞いてよ～！そこの武器屋にすっごく強そうなステッキが売ってたんだけど、子供はお家の人と一緒においでとか言われて無理矢理追い出されちゃったの！（機嫌の良さそうな商人の笑顔とは対照的に、仏頂面で地面にグサグサとステッキを突き刺しまくっており）