主 2020-09-28 23:06:45 |
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> 睡さん
……そう、だね。
( いっそ壊れてしまった方が楽なのかもしれない。そんな風に思う心は確かに存在する。それでも頷く以外に何も出来なかったのは、目の前の彼が自分よりも辛そうな表情をしていたから。彼の過去も、抱えているものも、何ひとつとして知らない。今聞いたところではぐらかされるだけで、きっと踏み込んではいけない領域。弱い頭でもそのくらいのことはわかる。それでも力になりたいだなんて、単なるお人好しだ。お節介でしかない。溢れそうになる言葉をぐっと飲み込んで、それから蜂蜜のような髪へと手を伸ばす。知り合って間もない自分では取り除くことなんて出来ないけれど、少しだけでも前を向くことが出来たら良い。ゆっくり、ゆっくりと言葉を紡ぐ。話の中の本心が少しでも伝わってくれたら。いつの間にか、話しながら涙ぐんでしまっていた )
私ね、私……この街に住むよ。短い間かもしれないけれど……だから、貴方の手伝いをさせて。無理に踏み込んだり、傷つけたりしない。でも、放ってなんておけないよ。
( / もっとお話したいのはやまやまですが、このままだと睡さんに嫌われるくらいに突っ込んでしまいそうですので……キリの良いところで次回は來さんにお願いしたく思います。キャラクター変更については、まだこの子が住んですらいない為に、來さんとの絡みが終わった辺りでと考えております。イメージは固まってきておりますので、絡ませて頂きながら少しずつ作成に入りますね。)
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