主 2020-09-28 23:06:45 |
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( 日々に疲れて、全部が嫌になった。もうこんなところにいたくない。その思いの強さからか、辛い記憶はふわりと消え去った。誰かの重さがのしかかったことにより、半ば強制的に意識が浮上する。まだ少々微睡みの中にいるからか、そこが見慣れない場所であることも、重さの正体であるどこか儚げで甘そうな青年を自分は知らないという事実も、変だとは思わない。やがて意識がはっきりしていき、自分の置かれている状況の不自然さに気付いた。記憶がどこかへいったことから、自分の正式な名前も、どうして此処にいるのかもすべてがわからない。それでも、ベッド近くの椅子に置かれたバッグについているマスコットやらバッジやらを見ると、そのキャラクターが好きであるのはわかる。つまり、こんな場所で普段生活してはいなかった。本来はクッションやマスコットに囲まれた部屋で癒されながら、日々頑張っていたのだから。取り敢えずはどうしてこうなっているのか把握するのが先決。すやすやと眠る彼の肩を揺すり、起こそうと試みて )
ねえ、起きて……!
( / 他のキャラクターを動かして絡ませて頂くのも面白そうだなあと思いつつ、一先ずはお返しさせて頂きました。相性面で不安があるようでしたらお断りくださっても構いませんので……! )
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