主 2020-09-18 20:53:43 |
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( 思わず顔を逸らしてしまった自分に、彼女が不審そうな様子で話し掛けてくる。『何でもない』と遮ってさっさと歩き始めてしまおう、と考えたところで、『もしかして』という彼女の声。やっぱりあからさまに顔を逸らしてしまったのはまずかったか。いや、それ以前にやっぱり見られていたし聞かれていたのか──。永遠にも感じられるその沈黙の中、死刑宣告を待つ囚人のように息を呑む。……しかし、その後に彼女が発したのは、予想していたものと全く違う言葉だった。気まずさも忘れて、彼女の方を振り返る。 )
…………は? 何の話。
>> 陶山( >>171 )
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