美月)おや、起こしてしまったか? 美月は麗奈に気づき、直ぐにいつものように笑った。
麗奈:もしかしてもう夕方?
美月)準備にはまだ早いがそうだな。 美月は、空を見た。
麗奈:そう?(同じく空を見て)
美月)ああ。昼寝は気持ち良かったか?
麗奈:うん(伸びて)
美月)それは良かったな。しかし、燭台切と大倶利伽羅は仲がいいなぁ。幸せそうな顔をしておる。もう少し、寝かせておこう。ゆっくりおやすみ。 美月はそう言って、そっと戸を閉じた。
麗奈:おやすみ~ 小虎:?
美月)小虎は麗奈に会いたかったのか?
小虎:にゃっ
美月)そうか。探していたか。
五虎退:あ、こんなところにいた!(小虎を抱っこして)
美月)もしや、小虎。私が厨房で作業すると思って、私をここまで連れてきたのか?
小虎:にゃっ 五虎退:そうだったんだね
美月)案内してくれてありがとう。
小虎:にゃ 五虎退:よかったね(なでなで)
美月)小虎も麗奈が大好きだからな。
五虎退:ぼ、僕も……あ
美月)どうした?五虎退。
五虎退:ぼ、僕も、と言おうとしました