ストーリーテラー 2020-07-15 23:39:22 |
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>>アリス
いいえ、全く分からなくて…アリスも知らないのなら、ここはワンダーランドではないのね
(目の前の少女が考えた通り、もしここが誰かの城ならば…無闇に歩き回るのは賢くはないのだ、なぜならお城には危険がいっぱいなのだから。けれど、知らない部屋と知らない空間は少なくとも≪眠り姫の物語≫には存在しなかった場所だということを示していて。諦めたように首を振り、上記を複雑で残念で、けれど安堵した感情をそのまま溜息に込めて吐き出し。廊下の先はまだ続く様子「アリス、お茶会でもご一緒にいかが?探したら、そういう部屋もあるかも」無邪気な声と共にくるり、その場で身体を捻っては廊下の先を指さし、)
>>ミヒェル
(扉をそろそろと開け、その先に人が居る確率など王子様が現れないお姫様と同じくらいの確率なのではないだろうか。てっきり扉の向こうには誰もいないと思い覗かせた顔、金色の瞳にまず映ったのは整った黒い革靴。どうしよう、人がいた。驚きのあまり固まった手と身体のまま、逃げることも出来ないまま、恐る恐る視線を上に持ち上げ。「あ、れ…ミヒェル?」と寝起きのまま掠れた声で唇が震える。無条件に安心してしまって、身体から力が抜けそうになる…けれど、いつも通り完璧な執事に反して、少し寝癖のある己、「今ちょうど他の皆さんを探しに行こうと、もちろんミヒェルのことも、」と見苦しい格好のまま、執事も無しにこの得体の知れない場をうろつこうのしたことを弁明するように扉のノブから手を離すと姿勢を正し)
(/背後より失礼いたします、絡み文をご提出いただきありがとうございました。また、お気遣いいただきありがとうございます!早速絡みに向かわせていただきました、背後様の理想の姫君にはおおよそ届かないことかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします!/蹴)
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