( 諸用を終え帰宅した夕刻。日没間際と言えど依然と汗ばむ陽気に襟元ぱたぱたと扇ぎ乍リビングへ歩を進め、空調効かせればポケットからスマホ取り出し / 真っ先に恋人とのトーク画面開くなり目に飛び込む内容に柔く眦垂れ『こちらこそ有難う。それなら今夜、きみの時間を又貰えるか?』と送信させ )