ふは、すまん。きみが余りにも良い反応をするものだから ( 頬は抓られた儘余裕綽々な朗笑は絶やさず / 片手伸ばし眉間の皺を解すべく指の腹で撫で宥めて ) …ああクソ、その顔に弱いんだよなあ…。──分かった。今夜は大人しく帰るから、もう少しきみと触れ合って居ても? ( 稀有な表情に胸奥一層痛み釣られる様に頬上気させ言葉詰まらせ / 額抑え視線逸らし自制心働かせるべく深い息を吐き )